テニス・その他

WTAプレイヤーアワード2020発表!ソフィア・ケニンが最優秀選手に。受賞理由についても

12月8日、WTAは2020年のプレイヤーアワードを発表しました。このページではWTAプレイヤーアワード2020に選ばれた選手の紹介と授賞理由についてお届けしていきます。



 WTAプレイヤーアワードって何?

そもそも、WTAプレーヤーアワードってなに?という方もいるかもしれませんので、まずは概要から。

 

WTAプレイヤーアワードは、国際メディアのメンバーにより投票される賞のこと。

 

選出される5つのカテゴリーは次の通とおりです。

  1. 最優秀選手
  2. 最優秀ダブルスチーム
  3. もっとも上達した選手賞
  4. 最優秀新人賞
  5. カムバック選手賞

 

それでは、2020年度はどんな顔ぶれとなったのか見ていきたいと思います。



最優秀選手:ソフィア・ケニン(アメリカ)

 

この投稿をInstagramで見る

 

WTA(@wta)がシェアした投稿

2020年最初のグランドスラムである全豪オープンで、自身初のグランドスラムタイトルを獲得したソフィア・ケニン選手。

同大会では世界1位のアシュリー・バーティ選手や、元世界1位のガルビネ・ムグルサ選手を破る大活躍を見せましたね。

また、全仏オープン2020では、自身2度目のグランドスラム決勝に進出。

惜しくも敗退し準優勝となりましたが、一度ならず二度もグランドスラムファイナリストとなったことで、改めてその強さが認識されました。

また、全米オープンでもベスト16に進出し、今年開催された3つのグランドスラムのすべてで2週目に進出。

これはペトラ・クビトバ選手とソフィア・ケニン選手のたった二人しか成し遂げられていない快挙なんだそうですよ。



最優秀ダブルスチーム:K.ムラデノビッチ(フランス)/T.バボス(ハンガリー)

 

この投稿をInstagramで見る

 

WTA(@wta)がシェアした投稿

2020年シーズンでは全豪オープンと全仏オープンの2つのグランドスラムで優勝したクリスティナ・ムラデノビッチ選手/ティメア・バボス選手ペア。

全豪オープンでは決勝戦で第1シードのストリコバ/シーペアを破っての優勝でした。

カタール・トータル・オープンでも準決勝に進出。

年間最終ランキングこそ、ムラデノビッチ選手3位、バボス選手4位となりましたが、シーズン中盤にはムラデノビッチ選手はダブルス世界1位、バボス選手はダブルス世界2位に到達する活躍を見せました。



最も上達した選手賞:イガ・シフィオンテク(ポーランド)

 

この投稿をInstagramで見る

 

WTA(@wta)がシェアした投稿

今年最後のグランドスラムとなった、全仏オープンで驚くべき活躍を見せたイガ・シフィオンテク選手が最も上達した選手賞を受賞しました。

なんといっても、全仏オープンでの活躍は素晴らしいものがありました。

2019年のファイナリストであるマルケタ・ボンドロウソワ(チェコ)、2018年優勝のシモナ・ハレプ、2020全豪チャンピオンのケニンを破っての優勝。

ローランギャロスで戦った2週間で、たったの1セットも落とさずにタイトルを獲得した快挙でしたね。

また、ポーランド人としてはじめて、グランドスラムシングルスタイトルを獲りました。

若干19歳での優勝は、モニカ・セレシュ選手以来の最年少の女性だそうです。

また、イガ・シフィオンテク選手のコーチPiotr Sierzputowski氏も、最優秀コーチ賞を受賞しています。



最優秀新人賞:ナディア・ポドロスカ(アルゼンチン)

 

この投稿をInstagramで見る

 

WTA(@wta)がシェアした投稿

最優秀新人賞は2020年シーズンが始まったときは世界ランキング255位、

2020年シーズン中にTOP100位内にランクインした、ナディア・ポドロスカ選手が選ばれました。

 

今年の全仏オープンでは、自身初のツアーレベルでの準決勝へと進みましたね。

全仏オープンでは、世界ランキング5位のエリナ・スビトリナ選手に勝利し、準決勝では優勝したイガ・シフィオンテク選手に敗れました。

 

特筆すべきは、フランスのサンマロでのITF優勝からはじまり、予選から出場して準決勝まで勝ち進んだ全仏オープンまで、実に13連勝という記録!

今年の全仏オープン以前には、グランドスラムの試合に勝った経験はなく、それどころか上位50位以内の対戦相手を破ったことはたったの一度もありませんでした。

 

また、昨年末255位だった世界ランキングは2020年末48位。

1年間で200位以上もランキングを上げたのには驚きです。

いかに急激な成長を遂げたかがおわかりいただけるのではないでしょうか。

 



 

カムバック賞:ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)

 

この投稿をInstagramで見る

 

WTA(@wta)がシェアした投稿

2016年、好調だったシーズンの途中で妊娠を公表。12月に息子を出産し、2017年にツアー復帰。元世界女王ビクトリア・アザレンカ選手がカムバック選手賞に輝きました。

何といっても、今年はウエスタン&サザン・オープンで4年以上ぶりにタイトルを獲得。

続く、全米オープンでは自身5度目のグランドスラム決勝に進みました。惜しくも、日本の大坂なおみ選手に敗れますが、アザレンカ選手の快進撃には目をみはるものがありましたね。

 



まとめ

「WTAプレイヤーアワード2020発表!ソフィア・ケニンが最優秀選手に。受賞理由についても」ということでお届けしてきました。

いかがでしたか?

 

  1. 最優秀選手賞は、アメリカのソフィア・ケニン選手
  2. 最優秀ダブルスチーム賞は、フランスの
  3. 最も上達した選手賞は、ポーランドのイガ・シフィオンテク選手
  4. 最優秀新人賞は、アルゼンチンのナディア・ポドロスカ選手
  5. カムバック選手賞は、ベラルーシのビクトリア・アザレンカ選手

という結果となりました。

 

 

いよいよ12月も半ばとなってまいりました。

2021年はどんな選手たちがここに名を連ねるのか。

また、東京オリンピックも開催が予定されています。

日本人選手の活躍も期待したいですね。

 

このページは以上です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

シェアしてくれたら嬉しいです!
instagram、twitterのフォローお願いします。

ブログの更新情報をinstagram、Twitterで配信しています。

RELATED POST

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です