現在開催されているウィンブルドン2022で、飛ぶ鳥を落とす勢いを見せている選手と言えば、キャメロン・ノリー選手です。今回はイギリスのノリー選手について詳しくご紹介していきたいと思います。
キャメロン・ノリーのwiki的プロフィール
この投稿をInstagramで見る
国籍 | イギリス(2013~) |
---|---|
出身地 | 南アフリカ共和国(ヨハネスブルグ) |
生年月日 | 1995年8月23日 |
身長・体重 | 188cm・82kg |
利き手 | 左利き(バックハンドは両手打ち) |
キャメロン・ノリー選手は、スコットランド(グラスゴー)出身の父デイビッドさんと、ウェールズ(カーディフ)出身の母ヘレンさんとの間に産まれました。
両親は二人とも、微生物学者だそうです。家族はほかにブロンウェンさんという妹(姉?)がいます。
3歳までは南アフリカ共和国ヨハネスブルグに住んでいたノリー選手。1998年強盗に遭ったことをきっかけに、一家でニュージーランド・オークランドへ移住しました。
そこで、ノリー選手は母ヘレンさんとともにテニスを始めます。ノリー選手が6歳の時でした。
その後、ノリー選手はサッカー・ラグビー・クリケット・スカッシュなど、さまざまなスポーツに親しみますが、15歳の頃テニスに専念することを決めました。
ノリー選手はニュージーランド代表として世界ジュニアランキング10位になりましたが活躍に反比例して冷遇されたため、その後両親の国籍であるイギリスに国籍を変更。
グランドスラムジュニアの戦績は、
- 全豪オープンジュニア シングルス ベスト32
- 全仏オープンジュニア シングルス 出場
- ウィンブルドンジュニア シングルス 出場
- 全米オープンジュニア シングルス 出場
と、目立った結果を残していません。やや遅咲きの選手と言えるでしょう。
2014年から3年間大学に通ったノリー選手は、2017年にプロ転向しました。
キャメロン・ノリーのプレースタイル
つづいて、ノリー選手のプレースタイルについて見ていきます。
ノリーのプレイスタイルは、カウンターパンチャーです。
コンパクトなテイクバックから放たれるフラット系バックハンドは、クロス・ストレートへの打ち分けが非常に上手く、打点も高いため相手が嫌がります。
また、バックハンドとは対照的に、大きいバックスイングから打たれるフォアハンドの重いトップスピンも彼の特徴と言えるでしょう。回り込んでの逆クロスを得意としています。
サウスポーという利点を活かしたスライスサーブを軸に、まんべんなく散らしていくサーブも悪くありません。
そして何といってもノリー選手の強みは、コートの適切なポジショニングとフットワークの良さで、相手の素晴らしいショットをものともせず、得意のカウンターショットでピンチな場面を何度も切り抜けていきます。
試合を見る際には、是非注目してみてください。
キャメロンノリーのランキングと錦織圭との過去の戦績
キャメロンノリー選手のランキング
キャメロン・ノリー選手の世界ランキングについて見ていきましょう。
シングルスでの過去最高位は10位(2022年4月4日付)
ダブルスでの過去最高位は123位(2021年8月23日付)
先にもお伝えした通り、2017年にプロ転向を経て、同年ATPとグランドスラムにデビューしたノリー選手。
翌2018年にはトップ100。2019年にはトップ50。2021年にはマスターズ100の初タイトルを獲得し、ATPファイナルズに出場。着実に階段を上っていきました。
そして、2022年ついにランキングトップ10に入るという快挙。26歳のまだまだこれからの選手です。今後も目が離せません。
キャメロンノリー選手と錦織圭選手の対戦成績
調べたところ、2人は過去に2度対戦していました。
1度目は2019年ウィンブルドン選手権(芝)2回戦。この時は6-4,6-4,6-0のストレートで錦織圭選手が勝利しています。
2度目は2021年8月ワシントン・オープン(ハード)です。この時はファイナルセットにもつれる戦いを見せましたが、3-6,6-3,6-3で最終的に錦織圭選手が勝利しました。
対戦成績は2勝0敗で錦織選手が勝ち越しています。
まとめ
「【キャメロン・ノリー】プレースタイルと錦織圭との対戦成績、wiki的プロフィールや世界ランキングについても」ということでお届けしてきました。
いかがでしたか?
- キャメロンノリー選手のプレースタイルは、カウンターパンチャー。正確なフットワークによるコートカバーリングもすばらしい、粘り強いプレーが魅力です。
- 錦織圭選手との対戦成績は2勝0敗で錦織圭選手が勝ち越しています。
- 世界ランキングの過去最高位はシングルスで10位!まだまだこれからの若い選手なので、今後さらなる活躍に期待が持てます。
以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。