テニス上達法

【バックハンドストローク】あなたはどっち派?片手・両手それぞれのメリット・デメリット、トッププロのバックハンドについても

こんにちは。えーちゃんです。

今年に入ってから、事情により両手バックから片手バックへと変えました。日々試行錯誤しながら改良に取り組んでいます。そこで、今回は私えーちゃんにとってイマ最もアツイ「バックハンドストローク」をテーマに取り上げたいと思います。



テニス歴20年。いまになって両手バックから片手バックにした理由

冒頭でも触れましたが、今年に入ってから両手バックから片手バックへと変更しました。

なぜ、テニス歴20年も過ぎて、いまになって片手バックに変更したのか…。

気になりますよね^^;

 

実は、お恥ずかしながら2月末に左肘を骨折しまして…。

両手バックが打てなくなったというのが理由です。

手術をして金属プレートを埋め込んだ状態では、なかなか骨折以前のように動かすことができず、未だに週3リハビリ生活が続いている状態です。

 

しかしながら!!!私のテニス愛は誰にも止められない!!

ということで、テニスは3月末には復帰しました(笑)

 

今回の怪我で一番困ったのが、「バックハンドストローク」。

元々両手バックだった私が、片手バックの練習を始めて早4ヶ月が経とうとしています。

この間、試行錯誤を繰り返して、色々と分かったことがあるので、このページでまとめていきたいと思います。



片手バックにしたものの、簡単ではありませんでした。

仕事中に高いところから落下転倒し、左肘を粉砕骨折してしまったえーちゃん。

 

手術をして金属プレートを埋め込んだ肘を抱えてのテニスは、

「ぜったいに転べない…」

とにかくこの不安しかありませんでした。

 

「でもテニスはしたい!!」

ということで、ミニラリーからスタート♪

 

「片手使えなくても意外と打てるじゃん(・∀・)」

なんて思ったのも束の間…

 

「やばい…バックが返せない((((;゚Д゚)))))))」

甘くみてました。

 

過去に「カッコいいから」という理由で何回かチャレンジしたことのある片手バック。

その度に挫折してきた自分…。

 

だって、

  • 楽そうに見えるけど、ちゃんと打点に入らないといけないから疲れる
  • ラリーがとにかく安定しない。
  • リターンが特に難しい。(少しでも振り遅れると返らない)

んですよね。

 

結局「両手より大変」という結論で、いつも諦めてました。

かっこよくて憧れるんだけどねヽ(;▽;)

 

しかしながら、今回は左手が使えない!えーちゃん、追い込まれました。

 

ということで、この日から片手バックの特訓が始まりました。

始めはミニラリーや球出しから!

まず悩んだのは、グリップの持ち方でした。

「厚く持てば高いところも打てる?スピンもかかりやすい?」

「でも安定性が…」

 

怪我をしてから、テニスを1ヶ月近くやっていなかった私は、

「とにかくラリーをしたい!続けたい!ラリーを楽しみたい!」

そう感じてました。

 

なので、別に弱くてもいいから。ただ当てて返すだけでいいからとにかくミスをしないよう薄いグリップに心を決めて練習しました。



片手・両手のメリット・デメリットとは?

練習を始めてから早4ヶ月。

ある程度ラリーが続くようにもなった今だからこそ、そのメリットデメリットについて比較していきたい思います。

※ここからは完全に個人の主観ですので、あくまでも参考程度に見てみて下さい。

片手バックハンド

メリット

■クロスに切り返しやすい。

今までは横に振られると足がついていかなくて、すぐスライスに逃げていたのですが、片手だと打てる範囲が広がるのでクロスに来たボールをクロスに切り返しやすい気がします。

■振り切りやすい。

これは本当に自分の場合なのですが、両手だとイマイチ力の入れ方が分からず強く打ちたくても打てないことが多くありました。片手だと力を溜めて振り切るだけなので、調節しやすく感じてます。

■何よりカッコイイ!

やっぱり1番のメリットはこれでしょう!完全に自己満ですが、ぎこちなく打っていた両手と比べると間違いなく見た目がいいです。︎

デメリット

■振り遅れると誤魔化しがきかない。

特にリターンの際に感じるのですが、両手の場合ちょっと打点が遅れても力で押して誤魔化せる(それが案外いいとこにいったり、いいつき球になったりする)ことが多いのですが、片手だとまず相手のチャンスボールになります。(もしくはミス)気を抜くとすぐ遅れちゃうので、疲れます。

■高い打点で叩けない。

これは両手のメリットにも当たりますが、やっぱり高いところは力が入れにくいです。ラリーでただ返すならできますが、チャンスボールを叩いたり、スピンサーブを叩くのが難しいです。



両手バックハンド

メリット

■高い打点で叩ける。

自分は特にリターンで叩いて前に出たいタイプの人間なので、これが今まで武器になっていたのだと再確認しました。

■ライジングが打ちやすい。

打点にさえ入ってしまえば、あとはタイミングだけ。力がいらないので楽ちんです。

■振り遅れても誤魔化せる

片手のデメリットでも書きましたが、振り遅れが案外いいところにいってエースになったり、相手前衛にいい感じにつき球になったりするもんでした。片手になってリターンエースはほぼ無くなってしまいましたね。

デメリット

■リーチが短い
打点が体から近くなる分、しっかり打点に入らなければなりません。ダブルスだと誤魔化せてたけど、シングルスだとやっぱり大変。

■力の加減が難しい
自分だけかもしれませんが、ロブを上げたりスピンをかけたりスライスを打ったりが難しかったです。そういう小手先ショットは片手のがやりやすいと感じました。

 

メリット・デメリットどちらも一長一短ですかね。最終的には、自分のフィーリングだと思います。

えーちゃんは、今は片手しか打てないので、これをもっと突き詰めていこうと思ってます。

肘が完全に治ったら、どっちにするかそのとき考えます!



トッププロのバックハンド

錦織、大阪なおみ、西岡、ダニエル太郎、土井美咲選手など、今の国内トップの主流は、間違いなく両手バックでしょうか。片手だとマクラクラン勉選手くらいかな。

世界を見てみると、

〈両手バック〉
ジョコビッチ、ナダル、ルブレフ、ビーナスウィリアムズ、ズベレフ

〈片手バック〉
フェデラー、ティエム、ワウリンカ

両手のが多いかもしれないですが、片手で活躍している選手もたくさんいますね。

ここでは、片手バックのお手本というべきフェデラー選手の動画を見てみましょう。

本当カッコよくて、お手本のような片手バックですよね!

私もこんなバックハンドが打てるようになりたい!!

続いて、両手バックのお手本は、もちろん我らが錦織選手。



世界一の両手バックとも言われる錦織選手のバックハンド。

私は特にダウンザラインのリターンが一番好きで、錦織選手ならではではないかなと思っています。

お手本とすべきバックハンドです☆

 

まとめ

いかがでしたか?

片手バック、両手バック論争は簡単に出せる答えではありませんが、今の主流がなんとなくわかりましたね。

しかし最終的に決めるのは自分!

どちらも試してみて、フィーリングがいい方に決めてみて下さい。

どちらにするか決めたら、後は理想のバックハンドを打てるようひたすら練習あるのみ!

「量から質は生まれる」

誰かが言ってましたが、まさにその通りだと思います。

あなたの理想を見つけていきましょう♪

 

以上です。

最後まで見ていただいて、ありがとうございました。

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POSTED COMMENT

  1. GE より:

    ズベレフ両手っすよ

    • maachan より:

      ご指摘ありがとうございました!
      記事修正させていただきました。
      今後ともよろしくお願いしたします!

  2. テニス修行中 より:

    中学時代にバドミントンをしていました。バドミントンは両手で打つ概念が無く、ラケットもシャトルも軽いので、手首を使わないと飛びません。バドミントンの要領でテニスのバックハンドを打ったのが悪かったのか、手首を壊してしまった事があります。担当のコーチに片手バックハンドを辞める様に言われ、頑張って両手で打っています。担当のコーチから見ると、バドミントンをしていたのが丸分かりの打ち方をしている様です(^_^;)

    • maachan より:

      いつもコメントありがとうございます。
      まぁちゃんも両手バックです。ですが、レッスン中は左手でボールを持つことが多いので、片手バックで打つことも多いです。
      片手バックの時は、なるべく手首を返すことのないようにしています。
      テニス修行中さんの言うように、手首に頼りすぎると、相手のパワーが全て手首にかかってしまうので、確実に手首を壊してしまうので。
      しかしながら、他のスポーツをしていた方は、どうしても癖で手首を必要以上に使ってしまう人も少なくありません。
      コーチとしては、できるだけ怪我に進んでしまう前に矯正したいと思っていますが、身体に染みこんでしまっている癖を直すということは非常に難しいのが実際のところです。
      テニス修行中さんは現在は怪我は治っているのでしょうか?サポーターなどを上手につかいながら、怪我無くテニスを続けていけるといいですね。

      • テニス修行中 より:

        手首のケガは治っているのですが、寒かったり天気が悪いと痛む時があります。担当のコーチはいつも「ケガで一生テニスが出来なくなったら困るので」と言ってケガの心配をして下さいます。

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