こんにちは。えーちゃんです。
今回は「子どもとテニス」について、皆さんと一緒に考えられたらなと思います。
えーちゃん家には今、5歳の男の子と2歳の女の子の二人の子どもがいます。
まぁちゃんとえーちゃんの二人の子なので、もちろんいずれは「テニスをやらせたいなあ~」なんてぼんやり考えてはいます。
しかしながら、「親のエゴでやらせてテニスが嫌いになってしまっても嫌だな…」とか「お金かかるしな~」とか「毎週の送り迎えは面倒だな~」とか、色々考えてしまいなかなか一歩が踏み出せない自分がいます。
そんな状況を打破すべく、今回は皆さんといっしょに「子どもとテニスについて」考えていこうと思います。
子どもにテニスをやらせたい!
えーちゃんは最近、自分の子どもにテニスをさせた(させている)親に、「どうやって始めたのか」、「やらせて良かったと思うか」など様々な質問をしてみることがマイブームとなっています。
- 娘を自分が通っているテニスクラブに入れてみたら、『14歳以下の全日本ジュニアで優勝』するまでに成長してしまったという父親。
- 「子どもは勝手に育ったよ」という、昨年全日本選手権に娘が出場した子の母親。
- 子どもが「やりたい」と言うまで待って、中学生から硬式テニスを始め、2年生で早くもチームのエースにまで成長した子を持つ元名門亜細亜大学硬式庭球部の父親。
いい例もあればもちろん悪い例も。
- 親のエゴでテニスを幼いころからやらせたものの、すぐに辞めてしまった子。
- 親はテニスをやらせたいけれど、「スクールには入りたくない」と断固拒否の子。
- 小学生までは続けてくれたが、中学生になりバドミントン部に入ってしまった子。
様々な人に聞いてみると、なんとなく「こうすればいいのかな?」「こうはしない方がいいんだな」そんなことがぼんやりですが分かった来た気がします。
まとめてみるとこんな感じになりました。
・親が無理やりやらせても嫌になって辞めてしまう可能性がある。
→本人が「やりたい!」というまで待とう。親が楽しんでいれば自然に興味は持つと思うので。
・まずは「楽しめる」ことが大切。”テニスは楽しいもの”と子どもの頃に感じさせる!
→だからスクール選びも大切です。親も同じ場所でやれるとなおよし。
・子供の時からチヤホヤされると性格が悪くなりそう…(実際そんなJrの子にも会ったことがあります)
→これは親のしつけの問題なんだなと、情報を集めるうちにわかりました。ちなみにそういうJrは結局本当に強い選手には中々育ちにくいという話しも多く聞きました。(まぁちゃんもよく言ってます)
そもそもテニスの魅力ってなんだろう
まぁちゃんはもちろん、えーちゃんもテニス大好き人間の一人だと自負しています。
でもなんでこんなに好きなんだろう…改めて考えてみました。
テニスを好きな理由1)幅広い年齢層の人達と仲良くなれる
テニスは年齢・性別を問わず楽しむことができるスポーツです。
社会人になってしまえば、10代や20代の若者と40代~50代のベテランが同じコートで練習するということも少なくありません。
今はコロナ禍ということもあり、テニス後の食事会などは減ってしまいましたが、テニスの後の時間がまた楽しかったりもするのです。
普段生活しているだけでは、知り合うことのなかった世代や業界の人とも、テニスを介することで打ち解けて、会話しやすくなります。
テニスコートというのは不思議なもので、他人との距離を縮めてくれるような気がします。
練習の合間の休憩などは、突っ込んだ話もしやすかったりして、若者にとってはいい社会勉強にもなるし、かつて若かった人たちもいい刺激をうけることができます。
それは、団体競技でもあることなのかもしれませんが、テニスという個人競技だからこそ、個人と個人の関わりが強くなるのかなぁと感じています。
テニスを好きな理由2)承認欲求を満たしてくれる
今日は家族で少し遠くの公園まで車でおでかけしてきました。
その帰りの何気ない会話から「いつからテニスが楽しくなった?」とまぁちゃんに聞いてみると「社会人になって草トーとかに出始めてからかな~」なんて言っていました。
小学生のときからジュニアの大会などでバリバリ戦い、大学も体育会の庭球部という第一戦で戦い続けてきたまぁちゃん。
社会人になるまでは「楽しい」より「ツライけど頑張らなきゃ」という義務感の方が勝っていたようです。(真面目だからね~)
「草トーに出始めてから」というのは、テニスの強さが認められ、人から誘われて試合に出ることが多くなったということらしいです。
つまりこれは”人に求められるようになった”ということかと思います。
人に認められるという承認欲求を満たしてくれるもの。それが「テニス」だったということですね。
辛かったテニスが、人に認められて”とっても楽しいもの”になったということでしょう♪
これは極論を言えば勉強でもその他の習い事でもなんでもいいと思いますが、自分に自信が持てるようなものが一つあると、その人は強いなぁと思います。
まぁちゃんの場合は、それがテニスだったというわけ。わが子たちにも、これだけは自信があるというものを一つでいいので見つけてほしいです。
なぜ子どもにテニスをやらせたいのか
これはやっぱり「自分の好きなものを子どもにも好きになってほしい」というところだと思います。
いずれは家族みんなでテニスができたらいいな。こういう思いがありますよねやっぱり。
その他にも、子供にテニスをさせることでのメリットは多数あると感じているのでそれをいくつか挙げていきたいと思います。
テニスをさせることのメリット1) PDCAサイクルが自然と身につく
テニスは失敗と成功を繰り返すスポーツです。
どんな一流の選手でも全く失敗をしないという選手はいません。
強くなるためには、失敗したことをどのように受け止め、それをどのように改善するのかを考えることが大切になります。
これってまさにPDCAサイクルを回すと言うことですよね。
「そんなのどんなスポーツも一緒じゃん!」という人もいるかもしれませんが、テニスが他のスポーツと違うところは、その日の天候など自分ではコントロールできない影響を受けながらも一人で全ての責任を負って戦わなければいけないところです。
テニスコートの上では、100%自分の責任ということ。
これって「人生」と一緒だと思いませんか?
もちろん団体競技には団体競技の良さもあります。
協調性とか、規律を学ぶこととか、仲間がいるからこそ感じる責任感もあるでしょう。
しかしながら、個人の経験ということに関していうと、テニスは他のスポーツにはない力が養えるのではないかと思います。団体競技では味わえない醍醐味ともいえるかもしれません。
テニスをさせることのメリット2)老若男女誰とでもかかわることが出来る
えーちゃんは、ここ10年ほど毎年同じテニスクラブで楽しい初打ち団体戦に参加させてもらってます。
そこには初回から参加している当時中学生の女の子がいました。
その女の子と毎年会うたびに、「上手くなったなー」と思っていたのですが、
気づけば昨年は全日本選手権に出たとのこと。
なぬ?全日本!?(´_ゝ`)
確かに、あまり受けたことのないいかついボールを打ってました(笑)
でも、とってもいい子なのです。
ホントいい子なんで、後から来たお母さんにどう育てたのか聞いて見たのですが、「勝手に育ったよ」とのこと。
いやいやいや、お母さんそんなことはないでしょう。
深堀りして聞いてみると、
「しいていうなら、周りの人たちに恵まれてたかな。この初打ちメンバーを始めとしてね♪」
なんて素敵なことをいうではあ~りませんか。
この初打ちメンバーは本当色んな年代の色んな人たちがいて、(中にはお姉系な人もw)そんな人たちの中でも自然体で溶け込んでいるこの親子は本当に素晴らしいなと感じました。
うちの子どももテニスやらせて毎年参加させよーっと♪
テニスをさせることのメリット3)人生に必要な「総合的な力」が身につく
テニスには、心技体のすべてが必要だと言われています。
試合で勝つためには、メンタルだけ充実してもだめだし、テクニックだけでもダメ。もちろん体力だけでは勝つことができません。
小学生の頃は、ひたすらつなぐ体力勝負でも勝つことができますが、それだけでは伸び悩む時期が来ます。
そのため、戦術を学び、技術を高め、メンタルを強化することが必要になるのです。
また、高校生や大学生になれば、親の手を離れます。
試合会場への移動や時間の管理、体調管理なども自分一人でやっていかなければいけません。
自分をマネジメントする力も必要となってくるのです。
テニスは団体競技のようにマネージャーという立場の人間はいませんので、自分で全てを完結する力が求められます。
そして、重ね重ねになりますが、コートに入ればだれもアドバイスをくれませんし、たった一人で試合を戦わなければなりません。
たった一人で試合に勝つためには、強い精神力が必要です。
これらをひっくるめて、テニスは”総合的な力”が養われるスポーツともいえると思います。
この力は大人になって社会で活躍していくためにも必要な力だと考えています。
だから自分の大切な子供たちにもテニスをして、立派な人間になってほしいと考えるのです!
まとめ
テニスからは学んだことがたくさんあります。
それはもう数えきれないほどです。
一部を挙げてみれば、例えば
「同じ失敗は続けてしない」とか
「上手くいかないときは、根本から変えてみる」とか
「どうしたら上手くいくかを常に考え続ける」とか。
どれも社会人になると当たり前ではあります。
でも、自分はテニスから学んだなぁと実感しています。
総じていうと、今の自分があるのはテニスのおかげなんです。
テニスをしていなければ、出会わなかった人たち(友人・親友)がたくさんいる。
テニスをしていなければ、今の仕事(人と関わる仕事)にもつくこともなかった。
テニスをしていなければ、ずっと未来に希望が持てなかったかもしれない。
テニスをしていなければ、まぁちゃんとも出会うことはなかった。
テニスをしていなければ、大好きな子供たちとも出会えなかった。
テニスをしていなければ…
テニスをしていなければ…
自分はテニスにとても感謝しています。だからこそテニスを一生続けたいとも思っているし、
子どもたちにも、自分の大好きなこのテニスを自分以上に大好きになってほしい!
どうしたらそうなってくれるのか。今後も模索し続けていきたいと思います。
「育児は育自」
子どもたちと一緒に楽しみながら自分もまだまだ成長していきます☆
今回はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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