今回のテニス上達法は、メンタル編ということでお届けしていきます。試合に出るようになると、メンタルの強い弱いで「ここぞ」というときにポイントがとれるかどうかがかわってきます。今回は緊張を味方につける、強いメンタルの作り方について考えていきたいと思います。
メンタルが強化されたら、試合に勝てるようになった
こんにちは。えーちゃんです。
今回は「メンタル」について一緒に考えていきたいと思います。
皆さんはメンタルが強い方ですか?それとも弱い方ですか?
えーちゃんは間違いなくメンタルの弱い人間でした。(今も強くはないけども…)
テニスでは
- 試合になると別人!まったくいつも通りのプレーができない!
- 大事な場面になればなるほどミスをしてしまう…(:_;)
テニス以外でも
- 人前に立つとすごく緊張してしまう。
- 急に話を振られると、上手く答えることができない。
- しまいには頭が真っ白になってしまってパニック!!
- 後でなんであんなこと言ったんだろうと後悔(;_;)
みなさんの中にも当てはまる人がいるかもしれません。
しかーしっ!
現在のえーちゃんは、そんな素ぶりは全く無し!!!(笑)
まぁちゃんからは「ストレスの感じない無神経な人間」くらいに思われている私です ︎。
(ン?全然ソンナ風ニ、思ッテナイヨ。。。by管理人まぁちゃん)
今、振り返って考えてみると、緊張は全て一つの原因から来ていたなぁと思います。
その原因とは「自分に自信がない」ということです。
えーちゃん自身、決して今も自信に溢れているというわけではありません。
ですが、何事も人並みにはできると自負しています。
前にも書きましたが、
万年1回戦負けだったえーちゃんが、市民大会で優勝して、なおかつ出る試合では大体上位に食い込めるようになったのは、この「メンタルの成長」が間違いなく一番大きいです。
どうしたらメンタルを強くできたのかについて、次の項では具体的にお話したいと思います。
強いメンタルを作るための4つのポイント
万年一回戦負けでメンタルが弱かったえーちゃんが、どうやってメンタルを強くすることができたのか。
ここからはその方法論についてお伝えしていきたいと思います。
具体的には、次の4つのポイントに沿って説明していきます。
- メンタルはスモールステップで強くする!
- 大切なのは事前準備8割
- 緊張を味方につけよう
- 自分なりのルーティンを見つけよう!
一つ一つみていきましょう。
1)メンタルはスモールステップで強くする
メンタルは一つの方法でしか強くなりません。
それは「行動」です。
ちまたのメンタルが強そうな人を見てみましょう。例えばホリエモン。
あの方は警察に捕まって牢獄に入っていたこともあったのに、今でも民間ロケットの打ち上げなど注目を集めていますよね。
コロナ問題でも「緊急事態宣言はいらない」など、過激な発言でメディアに取り上げられ続けています。
メンタルが強そうな人の代表格と言ってもいいでしょう。
では、ホリエモンはなぜあんなにもメンタルが強いのでしょうか。
それはホリエモンが行動し続けている人だからです。
立ち止まらないのです。
常に動き続けているから批判に関心がないのです。
ここまで言ったら大袈裟ではありますが、あなた自身も「行動」することで自信を得ることができます。
では具体的に何をしたらいいのか。
それは自分がどうなりたいかで変わります。
もしあなたが痩せたいのなら、「毎日腹筋をやる」と自分に約束して下さい。
えぇー。今までも何回かダイエットに挑戦してきたけど、続いた試しないし。毎日なんて無理だよ無理ー。
って思ったそこのあなた。
達成するための大事なポイントを一つ教えます。
それはスモールステップでやるということです。
そのときのモチベーションでいきなり何十回もやり始める方がときどきいらっしゃいますが、それは続かない一番の要因です。
回数は1日1回でいいです。
でも毎日やります。やり続けて下さい。
気まぐれに20回やってみてもいいです。
でも次の日1回もやらないのはダメ。
毎日最低1回は必ずやってください。
このようにポイントは、自分との約束を決めてそれをスモールステップでやっていくこと。
たったこれだけのことですが、結果的に自分に自信を持つことにつながります。
約束を守れた自分に自信がついていくのです。
どんなことでもいいです。
どんなに少ない回数でも大丈夫◎
行動しましょう。そして続けましょう。
自分を好きになれる日まで。
2)大切なのは、事前準備8割
次は事前準備についてお話しします。
これはテニスの試合でも、仕事でも何でも当てはまります。
結論から言いますと、あなたが取り組むことの「結果」は、そのために行った「準備」によって8割がた決まるのです。
これはメンタルにももちろん大きな影響を与えます。
あらかじめ予想できているのと、予想してなくて慌てるのとだとどちらがメンタルが落ち着くと思いますか?
もちろん前者です。
もし明日が大切な試合の日だとしましょう。
あなたはどんな行動を取りますか?
たとえば
- 持っていく荷物の準備(明日の気温、天候も加味して)
- 試合相手についての情報収集と作戦を立てる
- 試合会場までの道のりの確認
- 会場の開く時間・駐車場の有無・道の混雑具合の予測
- ウォームアップ場所の手配
- ガットの張り替え・グリップテープの巻き替え
- 油もの、アルコールは控える
- 早寝早起き
このような点が挙げられると思いますが、みなさんはどこまでやれていますか?
これらは強者まぁちゃんが全てやっていることです。
昔、サッカー日本代表の長谷部誠選手が書いた「心を整える」という本がベストセラーになりましたね。読んだ人も多いと思います。
私も読みましたが、この本には長谷部選手もしっかり準備をしていることが書かれていました。
成功している人、メンタルが強い人というのは徹底的に準備しているからこそ、どんな場面でもメンタルが崩れないのかもしれません。
ということは、試合は当日だけでなく、前日からすでに始まっていると言っても過言ではないでしょう。
当日に、何の不安もなくいいメンタルで試合に臨めるように、ぜひ事前準備に力を入れていきましょう。
3)緊張を味方につけよう
3つ目は緊張についてです。
試合前に緊張してしまうのが嫌だという方は多いのではないでしょうか。
えーちゃんももちろん緊張することは好きではないですが、ことテニスの試合に関しては、緊張も楽しめるようになりました。
それはなぜか?
とっても単純なことなのですが、知識を得て緊張をポジティブに捉えられるようになったからです。
具体的に書くと、
「緊張は、いいパフォーマンスを出す為に欠かせないモノ」ということを知ったのです。
過度な緊張は、「あせり」や「りきみ」を生み、緊張感が乏しいと「注意力散漫」になりますが、適度な緊張は「集中力を高めてくれる」そうです。
実際えーちゃんは、緊張しすぎて萎縮してしまったり、緊張することなく試合に入り、全然プレーに集中できなかったことがありました。
どちらも、結果的に試合には負けてしまいました。
このことからも、ベストなパフォーマンスを試合で出すためには適度な緊張感は必要不可欠ということがわかります。
試合では緊張感を上手く味方につけて、ベストなパフォーマンスが出せるように、常にコントロールしていきたいものですね♪
4)自分なりのルーティンを見つけよう!
「ルーティン」という言葉を聞いたことがありますか?
ルーティンは「決まった手順」という意味の英単語です。
スポーツにおけるルーティン(決まった手順)とはなんでしょうか。
特に大事な試合や場面(例えばバスケのフリースローなど)に臨む時、その「ルーティン(決まった手順)」を行うことで精神的な落ち着きや自信を呼び覚ますことが出来るそうです。
有名なのは、ラグビーの五郎丸歩選手や野球のイチロー選手でしょうか。
五郎丸選手はゴールキックの際に、体を少し前かがみにし、顔の前で人差し指を立て両手を合わせる「五郎丸ポーズ」が話題になりましたね。
これは、ゴールキックの際にいつも同じ「ルーティン(決まった手順)」を行うことで、メンタル面を安定させ、プレーの精度を上げるために行っていたそうです。
また、野球のイチロー選手も、バッターボックスに入ってから打つまでの一連の動作が毎回同じであることが知られています。
このようにルーティンは、スポーツの分野において成功している多くのトップ選手が取り入れていることがわかります。
では、ルーティンはトップ選手だけのものなのでしょうか?
そんなことはありません。
テニスの練習をしているとき、なんだか今日は調子がいいなぁと思うときありませんか?
実はだいたいの人が、調子が良い時にだけやっている癖があります。
例えば、「リターンの構えをいつもより低く前傾姿勢で構える」ことだったり、「ポイントをとったら控えめなガッツポーズをする」ことだったりです。
そして、調子が悪い時にしている癖もあります。
下を向いてしまったり、ため息をついてしまったり、「あ~」と声を出してしまう人もいるでしょう。
これらは、基本的に無意識に行われているので、なかなか自分では気づくことが出来ません。
ですが、客観的に自分の調子のいい時、悪い時はどんな行動をとっているか、振り返ってみてください。
目的は「なんだかわからないけど調子がいい」の、なんだかわからない部分を明確にすること。
例えば、
- テニスのサーブを打つとき、3回ボールをついてからサーブを打つ
- ポイント間で、必ずガットを直してから次のポイントに入る
- 失敗したら、太ももを一回たたいて自分に喝を入れる
- ナイスショットをきめたら「カモン」と言う
など。なんでもいいです。
自分自身で分からなければ、ダブルスのペアやサークルの仲間に聞いてみてもいいかもしれません
ルーティンがみつかったら、しめたもの。
調子がいい時も悪い時も関係なく、意識的に「いい時のルーティン」をするようにしましょう。
もしも、試合中や練習中に、悪い時のルーティンをしていると気づいたら、すぐにいいルーティンに変えましょう。
これを繰り返すことで、少しずつ自分をコントロールできるようになります。
自分をコントロールすることができれば、どんな時でも安定して実力を出せるようになりますよ。
試してみてください。
まとめ
今回は社会人テニス上達法<メンタル編>ということでお届けしてきましたが、いかがでしたか?
テニスはゴルフと同じくメンタルスポーツと言われています。
メンタルはテクニックと同じで一朝一夕で強くなる、崩れなくなるというものではありませんが、オンコートでの練習ができなくても、メンタルトレーニングはすることができます。
この記事でお伝えした4つのポイント
- メンタルはスモールステップで強くする!
- 大切なのは事前準備8割
- 緊張を味方につけよう
- 自分なりのルーティンを見つけよう!
という点をふまえ、心と身体を整えて、常にベストなパフォーマンスが出せるように心がけていきたいですね。
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
新型コロナウィルスの脅威が一日も早くおさまりますように。
ブログランキング始めました。
1日、1クリック!応援よろしくお願いします。