今回は、大学生まで市民大会万年1回戦負けばかりしていた管理人の夫「えーちゃん」が、市民大会で優勝するまでどんな取り組みをしてきたのか。実際に取り組んできたことについてお伝えしていきます。
※いろいろと書いてありますが、あくまで一個人の意見としてお読みくださるようにお願いいたします。
「えーちゃん」についてはこちらをご覧ください。
テニスの環境を整えよう!
まず取り組んだのは、可能な範囲でテニスができる時間を増やすこと!!!
私の場合は、手っ取り早く職場と家の中間にあったテニススクールに無料体験に行きました。
そして…
上手なコーチがいたので入会っ!
テニススクールを選ぶ基準ですが、私は以下のように考えました。
①毎週通える場所であること
②屋根があって雨でもやることができること
③試合で実績のあるコーチがいること
①は、まず自分が行きやすい場所になければ、いずれ続かなくなる気がしたので、自分の都合(時間・場所)優先で、仕事帰りに行けるスクールを選びました。
②は、アウトドアスクールの場合、雨が降ってしまうと基本中止になってしまいますよね。自分は練習できないのに、インドアに通っているライバルたちはその隙に上手くなっているかもしれない。それは避けたかったので屋根のあるスクールを選びました。
③これはスクールを選ぶうえでポイントが高かったです。せっかく自分の貴重なお金と時間を使うなら、実績のある試合に強いコーチに教わりたい!幸い私は、全日本選手権出場、35歳・40歳以上で優勝しているコーチと出会い、指導をうけることができました。
これで、天候にかかわらず、週一回はかならずテニスができる環境が確保できました。
テニスの環境を自分で整えようとすると、「コートの手配」「練習相手探し」「ボールの手配」「天気の心配」など実はいろいろな要素があって、仕事しながらこれらを定期的に継続していくのはなかなか大変なものです。
そういう意味では、テニススクールは多少お金はかかりますが、自分よりも上手な相手(コーチ)と確実に週に一度テニスができるし、相手を探したり、コートを探したり、ボールも手配しなくてOK。
体一つで、行けばテニスができる環境が整っているという点で、スクールへ入会したのは良かったなぁと思っています。もちろん、自分に合うコーチにも出会えたのも大きいですが。
試合に出続けよう!
次に、社会人のえーちゃんが1週間どのように過ごしていたのかご紹介します。
月曜日 | 仕事 | 体を休める日 |
火曜日 | 仕事 | スポーツジムでトレーニング |
水曜日 | 仕事 | 19時~ 市営コートで練習会参加 |
木曜日 | 仕事 | 20時~ テニススクールで90分レッスン |
金曜日 | 仕事 | 体幹トレーニング |
土曜日 | 休み | 可能な限り試合に出る |
日曜日 | 休み | 可能な限り試合に出る |
頑張っていたピークの時はこんなスケジュールで1週間を過ごしていました。
この時期大切にしていたのは、とにかく毎週試合に出続けること。
実践経験を積まないと、試合に勝てるようにはなりません。早く上達するためにはたくさん練習して、それを実践の場で試す。勝っても負けても試すことが大事だと思います。
たま~にしか試合に出ないと、目先の勝利が欲しくてチャレンジできないということもありますよね。だから私は、時間が許すだけたくさん試合を詰め込みました。
すると、今日だめでも明日の試合がある、という風に一つ一つの試合で力試しをすることも怖くなくなります。経験値もあがりますから、おススメです。
テニスの試合は、「tennis365」や「tennis navi」で探します。
ほかには、SNSでライバルが出ている試合をチェックして、次の大会の時には自分もエントリーしてみたり。
テニスクラブが主催する大会も多いので、近場のテニスクラブのホームページはチェックしてみましょう。大会情報が載っているかもしれません。
経験値を積む目的で試合を選ぶなら、オススメは「予選がリーグ戦」の大会です。リーグ戦なら、同じリーグに割り振られたメンバーで総当たりで対戦するので、負けても次の試合があります。
最初からトーナメントの試合(市民大会など)は負けたらそこでおしまいなので、是非「予選は○チームのリーグ戦」「最低○試合できます」と書かれている試合を選び、エントリーしてみましょう!
試合が終わったら必ず振り返ろう!
そして、試合に出たら必ず結果と内容を手帳に記録します。
当時は社会人になったばかりで、新入社員研修などでPDCAサイクルなどについてもちょうど学んでいたところでした。素直なので、それだけをしっかり意識して頑張っていました(笑)
<手帳に書いていたこと>
①結果
例:H○○年春の市民大会シングルス ベスト32
1回戦 bye
2回戦 6-2 ○
大学生っぽい若者。フォアが上手だったので、バックに集めたらミスしてくれた。
3回戦 4-6 ×
スライスの上手なおっちゃん。ミスしないからこちらから打ちに行ったら自爆してしまった(泣)
②試合で自分の良かった点
例:ダブルフォルトをほとんどしなかった。
③次の試合に向けての改善点
例:決めボレー沢山ミスった。→ボレーのチャンスボールを練習する。足は細かく!丁寧に!
例:ミスが速かった→まず3球は相手に返すようにする。
例:足を攣ってしまった→ランニングを増やす。
ただなんとなく試合に出続けるのもいいですが、一つ一つの試合を大切にするために、全ての試合の「結果」「よかった点」「改善点」を毎試合手帳に書いてました。
こういう風にかくとすごく真面目に感じるかもしれませんが、試合後は疲れてしまって…(^^;)>
実際は、翌日の仕事の休憩時間や会議中にこっそり試合を思い出しながら気づいたポイントを手帳に書いてました(笑)
始めは中々試合で勝てなくてつらい時期もありましたが、繰り返し出続けることで、試合で必要以上に緊張することもなくなり、少しずつ勝ち星が増えていきった気がします。
テニスで使う筋力のトレーニングをしよう!
始めは色々自分で考えて我流で取り組んでいたのですが、これでいいのか悪いのか、いまいち効果がわからず挫折…。
最終的には日本リーガーの知人に教えてもらった「体幹トレーニング」や、ジムのトレーナーさんにメニューを考えてもらい、実践していました。
<日本リーガーが教えてくれた体幹トレーニング>
・かかとタッチ腹筋30回×3セット
・足上げ腹筋10回×3セット
・フライングドッグ30回×3セット
・プランク30秒×3セット
<ジムのトレーナーさんにつくってもらったメニュー>
①ゆっくりランニング10分
②ストレッチ10分
③筋肉トレーニング
・フロントランジ15回×3セット
・サイドランジ15回×3セット
・カーフレイズ30回×3セット
・クランチ20回×3セット
・フライ30回×3セット
・チェストプレス10回×3セット
・バックエクステンション10回×3セット
・チューブ(中)肩50回×3セット
・チューブ(中)肘50回×3セット
④ランニング30分
ジムでは週に一回、基本的にランニングと筋トレに取り組みました。
体幹トレーニングは家でもできるので、テレビを見ながらトレーニングをしたり、お風呂に入る前にトレーニングをしたり、隙間時間を活用して取り組みました。
とはいえ、心が折れてジムに通えないこともありましたし、飲み会が入って今週はいいや~なんて日ももちろんあります。基本ヘタレなので…(笑)
でも、さすが日本リーガー直伝のテニスに必要な筋力が鍛えられるトレーニング!週にたった一回のトレーニングでしたが、やるとやらないでは雲泥の差でした。
実体験ですが、トレーニングをしていると、まずサーブが走る!スマッシュも強く打てる!何よりメンタルが強くなる!!
ジムに行く時間なんかないし!
という方も体幹トレーニングは家でも30分あればできます。
騙されたと思って一度取り組んでみてはいかがでしょうか?
まとめ
いかがでしたか?
社会人になってからテニスを上達する方法は、様々な方法があるとは思います。でも試合で勝つことを目的とするならば、ただ練習をなんとなくたくさんするのではなく、目標を立て、それを達成するために必要なことを調べ、実践していくことだと思います。
えーちゃんがやったことは、市民大会優勝という目標を決め、テニススクールなど練習する環境を整え、必要なトレーニングに取り組みました。
すると、数年後に目標を見事達成することが出来ました。
日々テニスを頑張っているブログを見てくれた方に何か一つでもためになったらうれしいです。
読んでいただいてありがとうございました。