テニス上達法

テニスが上手い人と強い人の違いは?共通点や性格などについても【テニス上達法】

こんにちは。えーちゃんです。

今回は「テニスが上手い人と強い人の違い」について考えていきたいと思います。

経験の浅い人が上手い人になるには多くの努力が必要ですが、実は強い人には考え方次第でなることができるんです。それでは具体的に考えていきましょう。



みなさんの周りにこんな人はいませんか?

あの人フォームがとっても綺麗だし、すごく上手なのに、本番の試合になると勝てないよねー

こう評されるのが「上手い(だけの)人」。

上手い人は基本的に、フォームがキレイだったり、球の速度が速かったり、見た目が整っています。

そして、練習では上手く見えるのに、なぜか試合で勝てない人が「上手い(だけの)人」です。

 

逆に、

あの人フォームとか汚いし、全然上手くなさそうなのに試合だといつも勝ち上がってるんだよね

と評されるのが「強い人」。

強い人は、簡単にはミスをしないし、最後まであきらめない泥臭い面もあります。

そして、フォームは自己流でも状況判断が適切で、とにかく勝率が良い人です。

 

もちろん上手くて強い人は沢山います。

ですが、そういう人はかなり上級のプレーヤーと言えるでしょう。

 

一方、初中級や中級レベルでは「上手い人」と「強い人」の差がハッキリわかりやすいですね。

 

試合に勝ちたいのであれば、「強い人」を目指すべきです。えーちゃんも、試合に勝てる「強い人」になりたいです。

 

では、それぞれどんな特徴があるのか具体的に掘り下げていきたいと思います。



「上手い」けど試合で勝てない人の3つの特徴

練習ではナイスショットを連発!!

だけど試合になると急に打てなくなっていつも泥試合に持ち込まれ負けてしまう…

こんな人、あなたの周りにもいますよね。えーちゃんの周りにもたくさんいます。

 

幼い頃(ジュニア)からテニスをしていてとっても上手いのに、なぜか区・市民大会や都・県大会になるとすぐ負けてしまう…、練習だとバコバコ凄いボールを打ち続けるのに、試合になると急に打てなくなって負けてしまう…

 

そんな人たちにはこんな特徴があるように思います。

①いい人過ぎる【調和型】

②何も考えていない【自己満足型】

③人目を気にし過ぎる【自己肯定感低い型】



 

一つずつ見ていきましょう。

 

いい人過ぎる【調和型】

まず、①のいい人過ぎる【調和型】のタイプです。

このタイプの人は、とにかくいい人!

試合の結果とかではなく周りの人との調和を一番大切にしているため、上手でも決してガツガツしていません。

性格も優しい方が多いです。

試合で結果を残すことに重きを置いておらず、いい試合ができればそれでいいと考えています。

ジュニアからはじめた人や、社会人になってからテニスを始めた人などバックボーンはさまざまですが、「趣味・娯楽」としてテニスを楽しんでいる方に多い傾向です。

 

 

何も考えていない【自己満足型】

このタイプは、とにかくいいショットを打つこと!に重きを置いています。

練習の時からとにかくハードヒット!!

強く激しく打って、決まったときの快感が忘れられません。

その日一番良かったショットを思い出しながら、夜の晩酌を楽しめるタイプです(笑)

 

プロの試合が大好きで、WOWOWなどに加入し、4大大会は必ずチェック!

トッププロのスーパーショットがとにかく大好きで、YOUTUBEではプロのスーパープレイ集を「イメトレ♪イメトレ♪」と思いながらいつも観ています。

試合よりも練習の方が好きで、試合になるとミスが怖くていつものプレーが出来なくなり、泥試合になると大体負けてしまう傾向があります。



人目を気にし過ぎる【自己肯定感低い型】

このタイプは、自分に自信がなく、常に他人から自分がどう見られているかを気にしています。

ブランド志向が強い傾向があり、着るウェアやテニスの道具は同じブランドに揃えないと気が済みません。

練習でも試合でも人から見られていることを常に意識しているため、かっこよく決めたい!凄く見られたい!と思っています。

長いラリーよりも一撃必殺!ハイリスクなコースを敢えて狙ってみたり、ノータッチエースで決めることにこだわりがあります。

前述の人と同じく泥仕合が苦手なので、長く試合がもつれた時点でもはや負けたと一緒くらいな落ち込みをします(笑)

 

 

 

いかがでしょう?

あなたの周りに当てはまる方はいらっしゃいましたか?

ちなみにえーちゃんは③のタイプです(笑)

自分に自信がないから人目気にしちゃうし、ウェアはadidasで揃えたいし、泥仕合になると、勝ったとしても「かっこ悪かったなあ~」って落ち込みます( ;∀;)涙

 



試合で結果を残す「強い」人の3つの共通点

次は、強い人の特徴について見ていきましょう。

 

試合でいつも勝ち上がっている人にも様々な傾向があるとえーちゃんは思っています。

①勝つための持論を持ち、戦い方を知っている。

②簡単にミスをしない。

③常に試合に向けて準備をしている。

一つ一つ見ていきましょう。

 

勝つための持論を持ち、戦い方を知っている。

試合で毎回勝ち上がっている人は、必ず勝つための持論を持っています。

空間、時間、狙いどころ、ボールの速度、ポジション取りなど、考えることは人によってさまざまですが、

「このタイミングでこうしたら大体ポイントが取れる!」

「この流れでこうすれば試合に勝てる!」

というものを「強い人」は必ずわかっています。

そして、相手の弱点を見つけたなら、ときには自分のテニスを捨ててでも勝負に徹することができる人が「強い人」だと思います。

 

さらに、試合には必ず「流れ」というものが存在しますが、強い人は流れのいい時はもちろん、流れが悪い時でもどう戦えばいいかを知っています。

なので、流れが悪くなっても無謀な戦い方はせずに、いい流れをすぐに引き寄せることが出来るのです。

それは、我慢をしてとにかくラリーを続けるのかもしれないし、ツーバックなどポジション取りを変えるのかもしれません。逆にサービスダッシュなど、相手にプレッシャーをかけるという作戦にチェンジすることかもしれません。

その戦い方は人それぞれではありますが、強い人は必ず戦い方を知っているのです。

 

それは、たとえば試合でのショット選択の場面で現れます。

自分の打ちたいところに打ちたいショットをミスを恐れずに打つのは試合に勝てない「上手い(だけの)人」。

逆に、自分は打ちたいわけではないんだけど、そこに打った方がポイントを取れる可能性が高いし、相手も嫌がるだろうな、と考えて打つショットを選択できるのが「強い人」。

 

これらは経験から来るものでもあり、頭の良さもあるかもしれません。同じ「強い人」でも、その持論の引き出しの多さや深さが勝ちを決めているのだと思います。



簡単なミスをしない。

試合に勝つ強い選手は、基本的にミスが少ないことが挙げられます。

例えば、

  • チャンスボール
  • セカンドサーブ
  • リターン
  • なんでもないストロークの打ち合い

強い人は、今挙げたような「入れて当たり前のショット」を当たり前に入れることが出来ます。

逆に試合に勝てない、試合に弱い人はこういうショットをないがしろにしがちだったりするのです。

強い人とそうでない人の差は、当たり前のショットを当たり前に入れるだけなのですが、これが試合でできるかどうかが勝負の分かれ目。

試合となると緊張もありますから、意外とできていない人も多いのです。

 

例えば、ものすごいショットを打つことができるジュニア選手がいます。毎日毎日練習に明け暮れて、練習量ではだれにもまけません。ですが、大人の市民大会に挑戦すると、一回戦負け。

なぜだかわかりますか?

ボールも深くスピードもあって、ショットの質は素晴らしいものがあるけれど、入るのと同じだけミスも多ければ勝つことはできませんよね。

身体の使い方もとても上手で、お手本のような打ち方ができるけど、これではたたの「上手い(だけの)人」です。

市民大会に出てくる多くの大人は戦い方を知っています。

ジュニア選手がショットの安定性に欠けていると分かれば、エースをいくら決められても徹底して繋ぐという戦術をとるでしょう。

結果、ショットの質では明らかにジュニアが勝っていても、大人が勝つということになるのです。

(もちろん、大人相手に勝つ、ジュニアも沢山いることは知っていますが)

わかりやすくジュニア選手を挙げましたが、これは大人同士、学生同士でも同じことが言えます。

簡単なミスが多い人は、絶対に勝つことができません。



常に試合に向けて準備をしている。

ここで書く「準備」とは、ただ明日試合があるから道具の準備しておくとかそういうことではありません。

いつ試合があって、そこで一番のパフォーマンスを発揮するためにどういったスケジュールでどういった相手と練習し、テニスコート以外でもどんなトレーニングをしてどんな食事を心がけるか、といったことを総合的に考え、管理・実践することができるということです。

先ほど強い人は、「勝つための持論を持っている」とお話ししましたが、これはこの準備のことも含まれています。

どんなスケジュールで練習し、どんな準備をすればどういった結果を出せるかがわかっているのです。

毎回コツコツ着実に積み上げるからこそ、強い人特有の絶対的な自信が作られていくのかもしれませんね。

 

 

ちなみにまぁちゃんと結婚してわかったのは、まぁちゃんはこの自己管理能力が優れているということです。

えーちゃんとは試合への意気込みが違うな~ってよく思います。

試合に出ることが決まると、一気に試合モード。

まぁちゃんは普段はできるとき以外はほとんど練習はしませんが、試合に向けて練習日程の確保など、試合に勝つための生活に切り替わります。

逆に準備の期間が十分にとれないと思う試合には、まず出ません。

えーちゃんは準備するの面倒だし、たとえそれで試合に負けてもまたトライすればいいかなって思うタイプ(*´з`)

まあそこが常に勝てる人と負けちゃう人の違いなのでしょうね。



まとめ

いかがでしたか?

テニスで上手い人とと強い人の違いについて、えーちゃんの考えや今まで出会った人たちの傾向についてお話ししてきました。

一般的に両者の評価は、「あの人は上手いけど勝てないなあ~」と「あの人は本当に強いよ!」に分かれます。

強い人は、コートに立っていない見えないところでもたくさん考え、勝つために必要だと思うことを黙々と実践しているのです。

 

あなたがなりたいのは”テニスが上手い人”ですか?

それとも”テニスが強い人”ですか?

試合に勝ちたいなら、「強い人」を目指しましょう。

 

あなたのテニスライフに一つでも参考になったらうれしいです。

 

今回はここまでです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

新型コロナウィルスの脅威が一日も早くおさまりますように。

 

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