外出自粛生活が続いていますが、みなさんどのようにお過ごしですか?なかなかオンコートでトレーニングができない今だからこそ「youtube」のテニス動画でイメージトレーニングなんてどうでしょうか?今回は、今見るべきテニスYouTubeチャンネルについて、ご紹介していきたいと思います。
テニスの拳
まず紹介するのは、「テニスの拳」さんです。
テニスの拳さんは、もともと「テニスのゴンちゃん」の「ゴンちゃん」の卒業を機に、リニューアルという形で始まったYOUTUBEチャンネル。
月間120万回再生もあり、テニス界では非常に人気のあるチャンネルなので、見たことのある方も多いかもしれませんね。
動画の内容は、日本のトッププロのレッスンから社会人サークルの取材などあらゆる角度からテニスに関する情報を発信しています。動画数、企画数としては、ナンバー1といえるのではないでしょうか?
数ある動画の中から、管理人がテニスコーチの視点からこちらの動画をおススメしたいと思います。
<おすすめの動画>
これは「鈴木貴男プロ」のレッスン動画ですが、コーチから見てもめちゃくちゃ勉強になります。
こちらの貴男プロのレッスン動画はシリーズ化されていて、初心者がつまずきやすいボレーやサーブについてなど、非常にわかりやすく解説してあります。
時間があるときに見てみると上達のヒントが得られるかもしれませんよ。
Iori Yoshida吉田伊織
2019年の楽天オープンの時に、ジョコビッチのインスタグラムに登場し、一躍話題となったのが今回ご紹介するテニスyoutuber「吉田伊織」さんです。
吉田さんは16歳から4年間、ジョコビッチの母国であるセルビアにテニス留学をした経験をもつ選手です。そして、動画では「garangeeee(ガランゲー)」という謎の造語を連呼しています(笑)
そんな「吉田伊織」選手が、グランドスラムの優勝を果たす(予定)というストーリーで、日々の練習や試合の動画、対談などの動画を投稿しているのがこちらのチャンネルです。
数ある動画の中で厳選したのは「吉田伊織」さんがジョコビッチと共演している動画になります。
テニスのレベルはともかく、いちyoutuberがあのスーパースター、ノバク・ジョコビッチとコラボできるなんて!!!すごすぎませんか?!
今回のジョコビッチとの共演は「田沼プロ」のアシストがあり実現したそうですが、あのジョコビッチを前にしてもキャラブレしない「吉田伊織」さん。
セルビアに4年いたこともあり、セルビア語(?)で普通に会話もできてたりして「吉田伊織」さんが規格外すぎてはじめて動画を見たときはビックリしました。
<おすすめの動画>
テニスコーチの視点からご紹介するテニスyoutubeということで今回の記事を作成しましたが、「吉田伊織」さんに関しては、規格外すぎて他を圧倒しているため選ばさせてもらいました。
yoshi’sチャンネル
つづいてご紹介するのは、現役のプロ選手である西岡良仁選手の「yoshi’sチャンネル」です。
西岡良仁選手は2017年に怪我でツアーを離れた際に「テニスを広めたい」という強い思いから動画を投稿しはじめました。
西岡選手については、あの錦織圭選手も「今注目の選手は?」という質問に対して一番に名前を上げるほど、めきめきと実力を上げている選手です。
また、現役のテニス選手にはめずらしく、SNSを駆使して積極な情報発信をしているという点でも管理人は以前から注目していました。
西岡選手のyoutubeチャンネルでは、過去には、「プロ選手との対談」や「デビスカップの大会裏側」というような内容で動画が多数アップされています。
最近はコロナでツアーが停止していることもあって、レッスン動画が複数上がっていますよ。そこでご紹介するのは次の動画です。
<おすすめ動画>
なんといっても、日本のトッププロですからね。プロがどんなグリップで、どんなふうに打っているのか。それだけで、興味ありませんか?
コーチを職業とする人のように饒舌な説明があるわけではないですし、感覚的な表現があるので人によっては良くわからないと感じるかもしれませんが、キレイなフォームを見ているだけでも十分にイメージトレーニングになると思います。
というのも、管理人はイメトレは結構大事だと考えていて。
自分が高校時代の時、他校でめちゃくちゃバックハンドのフォームが美しい先輩がいて、その人の練習を後ろから凝視していたら、次の練習でバックがめちゃくちゃうまく打てたということがあります(当時はバックハンド苦手だったはずなのに)。
これ、実際の出来事です。なので、イメージトレーニングって信じていない人もいると思うんですけど、練習前や試合前に見るだけでもいいイメージで入れると思うので、西岡選手の動画、ぜひチェックしてみてください。
TennisProShopLAFINO
次にご紹介するのはテニスショップ ラフィノのyoutubeチャンネルになります。テニスショップなので、なんといっても新作ラケットの情報はこちらが一番はやいです。
そして、その環境を活かした試打動画シリーズでは、人気ラケットや人気スペックを比較しているものもあるので、新しいラケットの購入時には、参考に見てみるのもいいと思います。
数ある試打動画シリーズの中で管理人が選んだのが、テニドルこと佐藤朱さん(AKB48)が登場するこちらの動画です。
<おすすめ動画>
今回ご紹介したのはYonexのインプレ動画でしたが、Yonex以外の各メーカーとコラボで公式にプロモーションやっているのはここくらいではないでしょうか。
それくらいにラケットメーカーも信頼をしているチャンネルということです。ということで新作ラケット情報は、ラフィノさんが圧倒的に強いし早いので、今回は選ばせていただきました。
ATP Tennis TV
最後にご紹介するのは、ATP公式のyoutubeチャンネル「Tennis TV」です。
このチャンネルでは世界で活躍するトッププロの動画が無料で見ることができます。公式なので、ツアー中は試合終了からあまり時間がたたないうちにハイライト動画がアップされます。
現在は、新型コロナウィルスの影響でツアーがストップしていることもあり、過去の動画が随時アップされていますよ。若かりし頃のナダルやフェデラーの懐かしい動画も上がっているので面白いと思います。
昔はテニスのことを勉強しようとしても、テレビでたまに流れるプロの試合を見るか、テニス専門雑誌を読むということぐらいしか選択肢がありませんでしたよね。
でも今はこうしてyoutubeで様々な動画が出てくる時代。学生時代に見れたら、また違ったのかなぁと思ったりします。
プロの試合を観ると、今のテニスのトレンドや戦術など参考になることが沢山あるので、是非一度チェックしてみてもいいかもしれません。
数ある動画の中で、管理人が選んだおすすめ動画は、大会期間中にあった、様々な場面のほっこりシーンがまとめられているこちらの動画です。
新型コロナウィルスの影響で暗いニュースが続いていますが、一息つきたいときにぜひ見てみてほしいと思います。
<おすすめ動画>
おまけ 自分のプレー動画を撮影することが上達の近道
youtubeとは、また違った角度のお話です。
動画の利用方法という点では、練習の際に「自分の打っているところを動画に収める」のも上達にはおすすめの手法です。
というのも、コーチをしているとよく思うのですが、上達できない人の多くが、「本人の思い描くスイング」と「実際のスイング」が大きく乖離している、ということがあるのです。その場合、いくらコーチが正しいアドバイスをしたとしても、中々本人には響きません。なぜなら、本人はコーチに言われたとおりにスイングしているつもりだがら。
「自分の思い描くスイング」と「実際のスイング」があっているのか。
それを確認するツールの一つとして、自身のプレーを動画で撮影をし、自分でチェックするという手法があります。以前から鏡や窓の反射を利用して素振りというのは有名ですが、実際に動いているのと、止まっている状態で素振りをするのでは全く違います。
少し手間ではありますが、動きのある中で自分がどのようにステップを踏み、どのようなスイングでラケットを振っているのか。コーチが言うことができているのか、いないのか。知るためにも、動画の撮影は取り入れる価値があると思っています。
もし、自分の思っている通りに動けていればそのまま続ければいいですし、違っていれば、どこを直せばよくなるか?他人にアドバイスるするような視点で動画を分析すると、自分で自分を高めることにもつなげることが出来るでしょう。ぜひ試してみてくださいね。
まとめ
今回は、コーチが厳選する上達にオススメのテニスyoutube5選ということでまとめてきましたが、いかがでしたか?
学生時代と違って練習時間が限られている社会人の方、新型コロナの影響で練習がままならない学生さんや一般プレーヤーのみなさん、この時期だからこそぜひyoutubeで動画を見ましょう。
もちろん、動画をみることで上達に直結するとは言えませんが、先ほど西岡プロの動画紹介のところでも触れましたが、イメージトレーニングには動画は最適だと思います。
人は、情報の83%を視覚から得ているそうです。テニスをプレーする上では、聴覚や体感覚からも情報を得ていますが、やはり相手を見ることやボールを見ることが大切なスポーツですから、視覚というのは最重要項目です。
オンコートでの練習ができない今だからこそ、テニス動画を見ることで、テニスの知識やイメージを高め、結果的に自身のテニスをブラッシュアップすることができるのではないかと思います。
プロの動画やテクニック系の動画を見たり、自分の動画を取って分析してみたり。うまく動画というツールを取り入れながら自身の上達に近づけられたらベストですね。そして、どうせ見るなら自分にとって最良のものを選んで取り入れてほしいと思います。
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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