全豪オープン2020男子の優勝者が決まりました!優勝者は、前回の覇者でもあるノバク・ジョコビッチ選手です。決勝では若手のホープ、ティエム選手をフルセットの末逆転勝利をおさめる結果となりました。今大会は、ズべレフ・ルブレフと若手選手の台頭が目立ちましたが、最後はビック3の一角ノバク・ジョコビッチ選手が意地を見せる結果となりましたね。
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2020年全豪オープン 男子シングルス 決勝戦
ノバク・ジョコビッチ 6-4.4-6.2-6.6-3.6-4 ドミニク・ティエム
チチパス、ズべレフ、メドベージェフ、ティエムといった若手選手がビック3にどこまで食い下がれるかが今回の全豪オープン男子では見どころだと管理人は考えていました。結果的に言えば、ビック3の一角ジョコビッチが「まだまだ若手には譲らないぞ!」という意地を見せた気がします。
終わってみればジョコビッチ選手は、初戦こそ1セット落としていますがそれ以降決勝までは全てストレート勝ち。余力十分で臨んだティエムとの決勝戦でした。
さすがは昨年の覇者。その戦いぶりは王者の貫禄がありましたね。
本当に素晴らしい勝利でした!おめでとうございます。
以下、管理人が大会前に予測した優勝者予想です。覚書として残しておきます!
今大会は例年とは異なり、直前にATPカップが開催。また、これまでは「プレクシクッション」が採用されていたコートサーフェスですが、ATPファイナルズやパリマスターズ、スイス・インドアなどで使われている「グリーンセット」へ変更となりました。
それも含めて、今大会最後に笑うのは誰か、予想してみたいと思います。
ベスト4は、ビック3の2人とNextGen2人が残りました!
1月20日からオーストラリアのメルボルンで開催されている、2020年全豪オープンですが、いよいよ佳境にはいってきました。
ベスト4に残ったのは以下の四人です。
前年覇者、ノバク・ジョコビッチ!
やはり、優勝候補の筆頭はジョコビッチでしょう。
ジョコビッチはこれまでに、全豪オープンでは史上最多7度の優勝を誇っています。
ビック3の中でも、全豪オープンはジョコビッチが頭一つ抜きんでているイメージです。
さらに大会を通して、1Rのストルフ戦でこそ1セットを落としましたが、他はすべてストレートでの勝利を挙げています!調子の良さが伺えますね。
準決勝で対戦するフェデラー選手とは、過去に49回対戦していて、そのうちジョコビッチが26勝、フェデラーが23勝。
わずかの差ではありますが、ジョコビッチが勝ち越しています。
また、ベスト4に残ったNextGen、ティエムとは6勝3敗、ズべレフとは3勝2敗。
準決勝までの勝ち上がりを見ても、ジョコビッチが優勢かなぁという感じですね。
前年覇者のジョコビッチ、連覇に向けて視界良好!史上最多8度目の優勝を目指します。
ナダルに勝利した、ドミニク・ティエム!
今大会第一シードのラファエル・ナダル選手を7-6.7-6.4-6.7-6の接戦の末に勝利し、自身初のグランドスラムSFに進出したドミニク・ティエム選手。
ナダルとの対戦成績はこれまでに、ナダル9勝、ティエム5勝。それを覆して、ティエムは今大会準々決勝で対ナダル戦で6勝目をあげました。
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ナダルを倒した直後のインタビューで
「本当の現状打破は、若手が四大大会を勝ってこそ」
「私たちのどちらかは決勝に進出することになる。だが(優勝への)道のりはまだ長い。もう一つの準決勝はビッグスリーの2人の対戦だ。彼らを追い抜く、あるいは撃破するにはまだまだ程遠いと思っている」
とコメントしています。
目指すはビック3を倒して優勝であること、ベスト4まできたけれど、まだまだ気を抜くことはできないという先を見越した決意のようなものを感じます。
ティエム選手は準決勝でズべレフ選手と対戦します。
テニス界のレジェンド、ロジャーフェデラー!
グランドスラムで優勝回数が最も多いのは、これまでに20回優勝しているロジャー・フェデラーです。
すでに38歳を迎え、「フェデラーおじさん」なんてネットでは呼ばれることもありますが、フェデラーはまだまだ衰えることを知りません。
今大会の勝ち上がりを見ると、3Rでミルマン相手にファイナルセットで競り勝ち、準々決勝でもサンドグレン相手にマッチポイントを握られてからの大逆転を演じました。
いつものフェデラーと比較すると、苦しんで勝ち上がってきたなぁという印象は否めません。
2018年以来の自身7度目の優勝を目指すフェデラー。今大会優勝すると、グランドスラムシングルス優勝回数が史上最多の21回となります。若手に負けず、頑張ってほしいです!
悲願の4強入り、アレクサンダー・ズベレフ!
ベスト4最後の紹介は、アレクサンダー・ズべレフ選手です。
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今大会の勝ち上がりは、1R~3Rまではストレートで危なげなく勝ち進みました。
続く4Rで10代から競い合ってきた同い年のA.ルブレフと対戦。ルブレフは2020年開幕から11連勝と乗りに乗っていましたが、6-4.6-4.6-4でズべレフのストレート勝ち。
そして、初の準々決勝では、全豪を制覇したこともあるスタン・ワウリンカ。
第一セットはワウリンカが6-1で取り、このままワウリンカが勝つかと思われましたが、そこから6-3.6-4.6-2とズべレフが逆転勝利!
初の4強へと進みました。準決勝ではドミニク・ティエム選手と対戦します。
二人の対戦成績はこれまでに8度対戦があります。ティエムが6勝、ズべレフが2勝。
これだけみるとティエムが優勢といえるかもしれません。
しかし、8試合のうち5試合がクレーコートでの対戦となっているので、少し偏っていますよね。
全豪オープンのサーフェスであるハードでみるとティエムが2勝、ズべレフが1勝と拮抗しているといえます。
さらにグランドスラムのSFという大舞台での対戦。どんな戦いを見せてくれるか今から楽しみです。
まとめ
いかがでしたか?
ここまで全豪オープン2020の男子優勝者について予想してきました。
準決勝は、ビック3同士、NextGen同士の対戦となりますので、決勝戦は新旧対決となることは確定しています。
やはりジョコビッチ選手が一番優勝に近いように思えますが、個人的にはそろそろ世代交代があってもいいのではないかと思っています。
ぶっちゃけ、ビック3以外の選手に頑張ってほしい!(笑)
みなさんはだれが優勝すると思いますか?