女子プロテニス選手

【#stayhome】テニス選手の支援活動まとめ【新型コロナ】

新型コロナウィルスの影響で外出自粛が続いていますが、みなさんいかがお過ごしですか?日本の感染者数も日毎に増えている状況で、終わりが見えずに不安な気持ちでいる方がおおいかと思います。ニュースを見ると、暗い話や怖い話が多くて気がめいりそうなので、今ページではテニス選手が行った支援活動などにスポットをあててまとめていきたいと思います。

目次

トップ選手が相次いで支援活動を発表

< ATP >

クレシ、自国支援のお願い

ATP公式サイトは15日、ダブルス世界50位のA.クレシの支援活動について報告しました。

発表によると、新型コロナウィルスで影響を受けた人へ食料を届けているという。これまで2500以上の家族に食料を配布。

5月に自身の財団と共にチャリティーオークションサイトを立ち上げた、クレシ。より多くの世帯に食料を届けられるように、チャリティーオークションで得た収益をその資金に充てるとのことです。

オークションサイトには、「ジョコビッチのサイン入りシャツ」をはじめ、「メドベデフ、チチパス、ディミトロフらのサイン入りラケット」などがあるそう。

チリッチら、クロアチア選手の財団が運動場を建設

ATP公式サイトは9日、世界37位のマリン・チリッチらクロアチアの選手が創設した「マリン・チリッチ財団」が、母国で運動場建設にかかわる資金援助を行ったことを発表しました。

ポスピシル 食糧倉庫へ寄付

世界93位のバセク・ポシュピシル(カナダ)は23日、自身のツイッターで「バンクーバー・フードバンク」へマスクを一万枚寄付したことを発表しました。

 

フェデラー アフリカの子供たちへ1億円の寄付

ATP公式は5月6日、世界4位のR.フェデラー(スイス)が、アフリカの子供や家族へ食料を提供するため、自身の基金を通じて100万ドル(約1億円)の寄付をすることを発表しました。

フェデラーは妻のミルカ氏と、母国スイスへ100万スイスフラン(1億1300万円)を既に寄付しています。

 

デルポトロ、チャリティオークションへシューズを出品

ATP公式は5月8日、ファン・マルティン・デルポトロ選手がチャリティオークションへシューズを出品したことを明かしました。

出品されたシューズは、2013年ウィンブルドンでノバク・ジョコビッチと対戦した際に使用したもの。発生した収益はアルゼンチンのラモン・サンタマリア病院へ寄付されるとのことです。

 

ツォンガ、寄付金のためラケットをオークションへ出品

ATP公式は4月30日、ジョーウィルフィード・ツォンガ選手がパリの病院への寄付金のために、フランステニス協会を通じてラケットをチャリティーオークションへ出品したことを発表しました。

 

ビッグ3、下位選手への救済を模索

ビック3と呼ばれるノバク・ジョコビッチ(セルビア)、ラファエル・ナダル(スペイン)、ロジャー・フェデラー(スイス)は、新型コロナウィルスでツアーが停止し、収入が経たれた選手の救済を模索していることをジョコビッチが自身のSNSで発表しました。

すでに三者間で相談済みで、スポンサーが十分に得られない下位ランクの選手についてのサポートが急務であることを踏まえて、ランキングに応じて金額に差をつけて負担する方法を検討しているとのこと。合わせてATPツアーやグランドスラム主催側の参加が得られれば、300万ドル~450万ドルくらいが集まることを希望していることを話しました。

 

元王者ロディック、テキサスへ資金援助

ATPは12日公式サイトで、A.ロディック(アメリカ)がテキサス州の人々のために資金調達を行っていることを発表しました。ロディックの資金管理団体は、まずはテキサスのオースティンで経済的に貧しいエリアを援助していきます。

さらに、4月27日にはオール・イン・チャレンジ(ネットオークション形式のチャリティ)へ「ロディックと全米オープンのセンターコートで試合を行う権利」を出品したそうです。

 

ナダル、全仏決勝ウエアをチャリティオークションへ

世界ランク2位のナダル(スペイン)は、4月8日自身のツイッターを更新。2019年全仏決勝で着用したアイテムを、スペインのバスケットボールクラブ協会が行っているチャリティオークションへ出品することを発表しました。



18歳シナー、コーチらと医療機関へ約150万円寄付

4月6日ATP公式サイトは、男子世界ランク73位のシナー(イタリア)が、コーチらと共にイタリアの医療機関などへ1万2500ユーロ(約147万円)を寄付したことを発表しました。

 

キリオス、コロナで苦しむ人へよびかけ

男子世界40位のキリオス(オーストラリア)は4月6日、自身のインスタグラムを更新。

「収入がない人、食べ物がなくてつらい思いをしている人、もしいるなら空腹のままベッドに行かないで!僕へメッセージを送ってくれたら、僕が持っているものであれば喜んでなんでもシェアするよ。インスタントラーメン1箱であろうと、パン1片であっても玄関に送る。問答無用だ」

と提案をしました。賛同するファンによって、SNSでたくさんのシェアがされています。

 

フェデラーは母国スイスへ1億円の寄付

3月25日、フェデラーはツイッターを更新し、母国スイスで新型コロナウィルスにより困窮している家族へ寄付することを決めたと明かしました。

寄付金額は100万スイスフラン(約1億3000万円)。スイスで助けを必要としている家族を救うための新たな基金を設立し、スピーディーに必要な場所への貢献を開始するそうです。

 

ナダルは、スペイン人スポーツ選手らとともに13億円を集めて寄付

世界ランキング2位のナダルは自身のツイッターで、NBAで活躍するパウ・ガソルと共に1100万ユーロ(約13億2000万円)をスペイン人スポーツ選手から集めて寄付するプロジェクト「Red Cross Responds」を始動することを明らかにしました。

また、WTA公式サイトは、全豪準優勝のムグルサ、世界ランク68位のスアレス・ナバロ、94位のバドサが「Red Cross Responds」プロジェクトに参加したことを報告しています。



ジョコビッチ、母国セルビアの医療機関へ1億円を寄付

3月28日世界ランク1位のジョコビッチは、新型コロナウィルスと戦う医療施設へ人工呼吸器などの医療機器購入を援助するため、100万ユーロ(約1億2000万円)を寄付することを公表しました。

さらに、オール・イン・チャレンジ(インターネットオークション形式のチャリティ事業)で全米オープンのジョコビッチの試合をファミリーボックスで観戦したり、ロッカールームでチームと対談、2泊3日のニューヨーク滞在費なども含めた商品を出品しました。

 

ズベレフ、サッカー選手設立の基金に賛同

世界ランク7位のズベレフ(ドイツ)は3月28日自身のツイッターを更新。新型コロナに対抗する基金「WeKickCorona」に賛同したことを明かしました。

 

ディミトロフ、故郷の病院に寄付

4月2日ATPの公式サイトは、世界ランク19位のディミトロフは、母国ブルガリアで彼の地元であるハスコヴォにある病院へ人工呼吸器を寄付したことを発表しました。

 

クレシ、母国の困窮する家庭へ食料を配給

4月3日ATP公式サイトは、元ダブルス世界ランク8位のクレシ(パキスタン)が、新型コロナの影響で収入を得られない母国パキスタンの家族1000世帯へ食料(小麦粉・米・油・穀物・お茶・牛乳・せっけん)を配給していることを発表しました。

 

元4位キーファー、再利用可能なマスク製造へ

元世界ランク4位のニコラス・キーファーは、自身の衣料品ラベルを製造する会社にて、再利用可能なマスクの製造をし、ドイツを中心にヨーロッパ全体で販売しているということを発表しました。

 

世界94位デリエン、母国へ寄付

ATP公式サイトは4月28日、世界94位のH・デリエン(ボリビア)が医療用のガウンやマスク体温計などを寄付していることを発表しました。今後も、たくさんの人の力を借りつつ、引き続き支援を続けたいと話しているそうです。

 

 



 

< WTA >

E.スビトリナ、パン屋と協力して子供支援

WTA公式サイトは13日、世界5位のE.スビトリナの子供のテニス支援について報告しました。

発表によると、スビトリナは「クリスティーズ・ベーカリー」とコラボして自分の名を冠したクッキーを販売。その収益は、今後のジュニア選手たちのテニス活動に対しての支援を行うために使うとのことです。

加藤未唯、地元へ111万円の寄付「終息後1位目指してほしい」

日本のプロテニス選手である加藤未唯選手が、「新型コロナウィルスの感染拡大で活動自粛を余儀なくされているジュニアたちに対して「コロナが収束した時に、1位を目指して頑張ってほしい」ということで、自分にできることとして地元京都市に111万1111円を寄付しました。

 

C・ガウフ 練習やランチができる権利をオークションへ出品

世界ランク52位のC・ガウフは4月29日、自身のツイッターで、オール・イン・チャレンジ(インターネットオークション形式のチャリティ)の一環として、一時間の練習とランチを共にする権利を商品として出品したことを報告しました。

練習とランチが終わったあとには、サイン入りラケットもプレゼントされるそうです。

 

世界25位の19歳、感染予防アニメを作成し公開

ダヤナ・ヤストレムスカ(ウクライナ)は新型コロナウィルスに立ち向かう世界にむけて、感染予防策をまとめたアニメーション動画を公表しました。

動画は60秒で、本人が視聴者へむけて「社会的距離を保つこと」「stayhome」「手洗いの徹底」などについて、強いメッセージを伝えているもの。

アニメーションであるため、大人だけでなく小さな子供にもわかりやすいつくりとなっています。

 

アザレンカ、サイン入りシューズをオークションへ

世界ランク58位のV.アザレンカは、自身のSNSでサイン入りシューズをオークションに出品することを公表。

オークションで得た収益は、マイアミの基金を通じて、新型コロナウィルスの影響により生活に苦しむ南フロリダの住民の家賃補助、食料、薬などを緊急に必要な家族へ届けられます。

 



ハレプ、ルーマニアの医療機関に寄付

世界ランク2位のハレプは、自身のFacebookでルーマニアの医療機関へ、必要とされた総額を寄付することにしたことを発表しました。

キング、困窮者5人に500ドルずつ寄付

3月25日WTA公式サイトは、ダブルス元世界ランク3位のキング(アメリカ)がSNSで呼びかけ、5人に500ドル(約55200円)ずつを寄付することを発表しました。

キングは「全ての人を救うことはできないけど、何人かは助けられるかもしれない。困っている人はできるだけ早い、直接的な支援が必要だと思ったので今回の支援を決めた」とコメントしています。

キーズ、コロナで苦しむ人へ経済的な支援

3月26日WTA公式サイトは、世界ランク13位のキーズ(アメリカ)は「Fearlessly Girl USA」を立ち上げ、仲間のプロアスリートと共にパンデミックの最中に経済的に苦労している人々への助けを行っていることを発表しました。



元女王イバノビッチが、自国支援

3月27日WTA公式サイトは、元世界ランク1位のイバノビッチ(セルビア)が母国セルビアで医療機関で働く人や観戦に苦しむ家族たちへ用具を寄付するなど、50万ドル相当の援助をしたことを発表。

イバノビッチはUNICEF(国際連合児童基金)アンバサダーとしても活躍しています。

ポーランドの選手がまとまって自国支援

3月27日WTA公式サイトは、世界ランク36位のリネッタ(ポーランド)、49位のシフィオンテク(ポーランド)、元女王ラドワンスカ(ポーランド)らが協力して、自国への資金援助を行っていることを公表しています。

ヤストレンスカ、故郷へ食料を届けるチャリティー

4月2日WTA公式サイトは、世界ランク25位で19歳のヤストレンスカ(ウクライナ)が故郷ウクライナのオデッサへ食料を届けるチャリティを行っていると明かしました。



 

【おまけ】フェデラーの神ワザが光る、雪の中での壁打ち動画

世界ランク4位のロジャー・フェデラーはツイッターを更新して、雪が降る中で壁打ちを楽しむ動画を投稿しました。

2月に右ひざを手術したフェデラーは、リハビリを開始。今回投稿されたのは、術後初めて公開されたフェデラーのテニス姿になります。

また抜きショットや背面ショット、途切れることなく壁打ちを続けるフェデラー選手の驚きの動画はコチラです。

 

 

まとめ

新型コロナウィルスの影響で、混乱が続いていますね。

日本でも日々感染者・死者が拡大していますが、世界的に見ても先が見えず、非常につらく苦しい状況が続いています。

今回のまとめを作成するためにいろいろと調べ、前代未聞の事態の中ではありますが、スポーツ選手たちが協力して、または個人的にできる範囲でさまざまな支援活動を行っていることがわかりました。

選手たちも、これまでに例のない長期間のツアー中断という中で自身も先が不安であるはずなのに、自国のために何ができるかということを考えて行動していてすごいなぁと思いました。改めて尊敬の念を抱きました。

 

「自分に今できることはなにか」一人一人がしっかり考えるときなんだと思います。

 

私たちがだれでもできること。

それは「stayhome(家にいる)」ということだと思います。

 

みなさん、最低限の外出以外は家にいましょう。

そして、一日でも早く新型コロナウィルスの脅威が終わりますように。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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