ハンブルク・ヨーロピアン・オープン2020の1回戦で、日本の錦織圭選手と対戦が決まった、チリのクリスチャン・ガリン選手。現在世界ランキングは21位です。
いったいどんな選手なのでしょうか?身長体重出身などwiki的プロフィールや過去の戦績、使用ラケットやウェア、錦織との対戦成績などリサーチしていきたいと思います。
クリスチャン・ガリンの身長体重出身などwiki的プロフィール
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名前 | クリスチャン・ガリン |
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国籍(出身地) | チリ(サンティアゴ) |
生年月日 | 1996年5月30日(24歳) |
身長体重 | 185cm/85kg |
利き手 | 右利き(バッグハンドは両手打ち) |
ガリン選手は、お父さんの影響で5歳でテニスをはじめました。
好きな選手はロジャー・フェデラー、カルロス・モヤ、マラト・サフィン、ギレルモ・コリア。
好きな食べ物は寿司とピザで、趣味はNBA観戦だそうです。
2013年の全仏オープンジュニアでは、決勝でアレクサンダー・ズベレフ選手を破り、優勝しています。
クリスチャン・ガリンの過去の戦績、プレースタイルについても【動画あり】
プロ転向は2011年。ガリン選手が15歳の時でした。
ガリン選手はこれまでに、ATPツアーで5度決勝進出しており、うち4度優勝しています。優勝した大会のサーフェスはすべてクレーです。
2019年22歳の時にATP250ヒューストンでツアー初タイトルを獲得しています。
2019年4月 全米男子クレーコート選手権優勝(クレー)
7-6,46,6-3 キャスパー・ルード(ノルウェー)
2019年5月 BMWオープン優勝(クレー)
6-1,3-6,7-6 マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)
2020年2月 コルドバ・オープン優勝(クレー)
2-6,6-4,6-0 ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)
2020年2月 リオ・オープン(クレー)
7-6,7-5 ジャンルカ・マジェル(イタリア)
グランドスラムデビューは2017年のウィンブルドンでした。
グランドスラムの各大会の最高成績はそれぞれ次の通りです。
【全豪オープン】2回戦(2020)
【全仏オープン】2回戦(2019)
【ウィンブルドン】1回戦(2017・2018・2019)
【全米オープン】2回戦(2019)
プレー動画は下記をご覧下さい。
これは2019年BMWオープン決勝で、イタリアのマッテオ・ベレッティーニに勝利した時の試合になります。
ガリン選手はATPツアーで4つのクレーコートタイトルを保持している通り、クレーでのフットワークが実に上手いです。
ストローク主体の戦い方で、フォアもバックも非常に攻撃的です。
が、ストロークのみともいえるので、そこで主導権が握れないとなかなかポイントを取っていくことが難しいとも言えます。
ただ、ガリン選手はコートのカバーリングが素晴らしいので、相手にとっても簡単にはポイントが決まらず、先に相手がイライラしてしまうなんてことも。
チャンスがあると、すぐさま回り込みのフォアハンドで決めにかかります。その時の素早いフットワークは必見です。
クリスチャン・ガリンの使用ラケット・ウェア
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クリスチャン・ガリン選手の使用ラケットはHEADのGraphene 360 Radical MPです。
また、着用ウェアはadidasです。
※画像をクリックすると購入することが出来ます。
クリスチャン・ガリンと錦織との対戦成績
現在までにクリスチャン・ガリン選手と錦織圭選手との対戦成績はありませんでした。
そこで、二人の「キャリア最高ランキング」と「現在のランキング」、「クレイコートでの勝率」を比較してみたいと思います。
まずは、ランキングの比較です。
<キャリア最高ランキング>
ガリン選手 18位(2020年2月24日付)
錦織圭選手 4位(2015年3月2日付)
<現在のランキング>
ガリン選手 21位
錦織圭選手 35位
続いて、二人の今シーズンのクレーコートでの勝率を見ていきます。
<2020シーズンのクレー勝率>
ガリン選手 83%(10勝2敗)
錦織圭選手 33%(1勝2敗)
【参考】
ステファノス・チチパス 0%(0勝1敗)
ラファエル・ナダル 67%(2勝1敗)
ドミニク・ティエム 67%(2勝1敗)
デニス・シャポバロフ 100%(4勝0敗)
ノバク・ジョコビッチ 100%(3勝0敗)
シモナ・ハレプ選手 100%(8勝0敗)
錦織選手は怪我もあって1年ぶりの実戦復帰という状況なので比較するとちょっと残念な結果になってしまいます。
それにしても、ガリン選手のこの80%を超える勝率というのは、他の選手を含めてもなかなか高い勝率と言えるでしょう。
また、錦織選手とは過去対戦がありませんでしたが、日本の他の選手との対戦がありましたので、参考までに載せておきます。
【ガリンVS西岡良仁】0-1
2019年シドニー国際予選 6-3,7-5で西岡勝利
【ガリンVSダニエル太郎】1-2
2017年サンティアゴ・チャレンジャー4-6,0-6ダニエル太郎勝利
2018年リスボン・チャレンジャー6-4,1-6,0-6ガリン勝利
2019年ジュネーヴ・オープン6-2,4-6,6-4ダニエル太郎勝利
まとめ
「クリスチャン・ガリンの身長体重出身などwiki的プロフィールや過去の戦績、使用ラケットやウエア、錦織との対戦成績についても」ということでお届けしてきました。
いかがでしたか?
チリ出身の24歳、クレーコートが得意なクリスチャン・ガリン選手についてお分かりいただけたでしょうか?
身長・体重では、ナダルやフェデラーと同じでしたね。錦織圭選手と比較すると、一回りガリン選手の方が大きいです。
過去に獲得した4つのタイトルは全てクレーコートでの優勝というほどに、クレーコートが得意なガリン選手。
最高成績やグランドスラムでの戦績など、実績だけ見れば錦織選手の方が上と言えますが、ひじの手術から1年。まだ実践復帰して間もない点やサーフェスがクレーであることから見ても、ガリン選手に分があると言わざるを得ません。
プレースタイルではストロークで戦うガリン選手に対して、錦織選手はボレーという新たな武器を身に着けました。ここが勝負にどう関係してくるか。
サンクトペテルブルク・ヨーロピアン・オープンでの、錦織選手とクリスチャン・ガリン選手の対戦は日本時間9月22日に開催予定です。
今回はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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