東京パラリンピック2020にて、日本車いすテニス界のレジェンド国枝選手が男子シングルスで金メダルを獲得しました!
国枝選手おめでとうございます☆
今回はそんな世界の国枝選手について、名言や生い立ち、記録、アスリートフードマイスターの妻「愛さん」について掘り下げたいと思います。
【画像アリ】国枝慎吾の妻が美人!アスリートフードマイスターってホント?インスタについても
国枝慎吾選手は2011年11月に、自身のブログで結婚を発表。お相手が一般人の「愛さん」であること以外は公表されていませんでした。
が、ついに奥様の画像を入手しましたので公開します!こちら!
とってもおきれいな方ですよね!?
現在はブログやインスタで国枝選手の妻であることを公表しています。
ブログの中で、これまで明かされなかった出会いについて言及しています。
夫と私は大学の同級生として出会い、2011年に結婚しました。
アスリートフードマイスターは2013年に取得しました。出典:http://blog.831s.com/athlete/2019/01/09_post-403.shtml
ということですから、国枝選手と同学年だと奥様の年齢は1983~84年生まれ(現在36歳)ということになりますね。
また、二人は国枝選手の母校である麗澤大学で出会ったということです。
そして、国枝選手の食生活を支えるために、愛さんはアスリートフードマイスター3級を取得。インスタグラムでは日々の食事の様子が投稿されています。
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彩がきれいで、食材も多く使われていますし、栄養満点な食事ですね。
管理人も毎日家族のために食事を作っています。でも、彩りが茶色ばっかりになってしまったり、品数が少なかったり、とてもインスタにあげれるような食事ではありません。
いち主婦として、ここまで考えられた食事を毎食出せる国枝愛さんを尊敬しますし、こんな美味しそうなご飯が食べられる国枝選手がうらやましいです!(笑)
愛さんはブログで次のように書いています。
テニス漬けの日々の中、食は私たち夫婦の楽しみでもあるので、そこまで厳しく制限していません。
ただ、海外遠征は気候も環境もまったく違う国へ飛行機での長時間移動。時差ボケも疲労もある中で試合をこなさなければいけないのに、栄養バランスの悪い食事が続くこともあります。
そういう時に体調を崩してしまい実力が発揮できない!なんて事が無いように、日本にいる間はバランスの良い食生活をして、普段から体調をしっかり整えておく事には気をつけています。
出典:http://blog.831s.com/athlete/2019/01/09_post-403.shtml
1年の約半分は遠征のため海外で過ごす国枝選手の生活。愛さんは海外遠征にも帯同しながら、夫の選手生活を支えています。
上記のブログからも、愛さんが国枝選手のコンディションを第一に考え、食生活の面から献身的にサポートしている様子が伝わってきますね。
国枝選手がレジェンドと呼ばれるほどに活躍することができるのは、陰で支える奥様の存在があってのことなのかもしれません。
車いすテニス界のレジェンド、国枝慎吾の生い立ちやプロフィール
ここからは、国枝選手のプロフィールについてみていきましょう。
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千葉県柏市出身の国枝慎吾選手は1984年2月21日生まれの現在35歳です。
身長173cm、体重62kg、右利きでバックハンドは片手うちです。
9歳の時、脊髄腫瘍による下半身まひのため、国枝選手は車いすの生活となりました。
9歳って、まだまだ子供ですし、友達とおいかけっこしたり、体を使ういろんな遊びをする時期ですよね。
その中で、それまでできていたことが急にできなくなり、慣れない車いすを使う生活というのは、並々ならぬ苦労があったのではないかと思います。
そこで気分転換にと母に勧められて近所のスクールで車いすテニスと出会ったのが12歳、小学校6年生の時です。
国枝選手はそれまでは健常の友人たちとバスケットをすることが楽しかったそうなのですが、徐々に車いすテニスの魅力に没頭していきます。
高校一年生で初めての海外遠征、17歳から本格的に競技に取り組むこととなりました。
大学進学後は、アテネパラリンピックでダブルスを優勝するなど、目覚ましい活躍をします。
主要な試合結果は後述しますが、国枝選手はこういう生い立ちを経て、日本人初のプロの車いすテニス選手となったんですね。
そうそう、ひたむきに努力する姿が素晴らしいということから、なんと国枝選手が道徳の教科書になっているんです。
もしかしたらこの記事を読んでいる方の中も、若い方であれば国枝選手を道徳でならったという方もいるかもしれませんね。
パラスポーツはまだまだ認知度が低いといいますが、その中でも国枝選手は日本を代表するパラアスリートとして世間にも認められているなぁと感じています。
国枝慎吾の凄い試合結果とこれまでの受賞歴まとめ
テニスではグランドスラムと呼ばれる「全豪」「全仏」「全英」「全米」の四大大会があります。
そして同じ時期、同じ会場で車いすテニスも試合が行われています。
多くの選手が出場する健常者のトーナメントとは異なり、車いすテニスのグランドスラムは世界ランキング上位7名+ワイルドカード1名の合計8名のみが出場を許されます。
そのため、どの選手も「グランドスラムに出場すること」、「ここでタイトルを獲得する事」が大きな目標だそうです。
ランキング上位者のみが出場できるというのは、健常者のプロテニスでいう、WTAファイナルズやATPファイナルズのようですね。
車いすテニス選手にとっては、選ばれし8人の精鋭で戦うグランドスラム大会で、国枝選手はシングルス24勝、ダブルス21勝、通算45勝ととんでもない数のタイトルを獲得しています。
さらに年間グランドスラム(同一年に開催される四大大会すべてで優勝すること)を5回達成。
これらの記録を、健常の有名プレイヤーと比較してみましょう。
ビッグ3のフェデラーはシングルスで20勝。ジョコビッチはシングルス20勝。ナダルはシングルス19勝。三人とも年間グランドスラムは未達です。(キャリアグランドスラムは達成)
国枝選手がいかにすごいかということがご理解いただけたでしょうか?
国枝選手の凄さについては、こんなエピソードも残されています。
錦織圭が活躍する前、日本の記者がロジャー・フェデラーにインタビューしたときに「なぜ日本のテニス界には世界的な選手が出てこないのか」と聞いた。するとフェデラーは「何を言っているんだ君は? 日本には国枝慎吾がいるじゃないか!」と言った。
出典:Wikipedia
年間グランドスラムを5回も達成しているのですから、あの生きる伝説と言われるロジャー・フェデラー選手がこのように評価するのも納得です。
また、2010年3月には世界中のスポーツジャーナリストの投票で選ばれる「ローレウス世界スポーツ賞」の「年間最優秀障害者選手」に日本人で初めてノミネートされました。
同年9月には車いすテニス初シングルス100連勝を達成するなど圧倒的な強さを見せます。
海外からは日本が「車いすテニス大国」であると評価されることもあるようですが、車いすテニス界を牽引する国枝選手や女子の上地結衣選手の存在があってこそですね。
<その他の受賞歴>
- 2003年 東京運動記者クラブテニス分科会特別
- 2004年 千葉県民栄誉賞
柏市民特別功労賞
東京運動記者クラブテニス分科会最優秀賞 - 2007年 柏市スポーツ顕彰
バカラ・アスリーツ・オブ・ザ・イヤー
東京運動記者クラブテニス分科会最優秀賞
朝日スポーツ賞 - 2008年 日本テニス協会最優秀選手賞
千葉県知事特別賞
柏市民特別功労賞
毎日スポーツ人賞国際賞
東京運動記者クラブテニス分科会特別賞 - 2018年 GQ Men of the Year 2018
スポーツマン・オブ・ザ・イヤー賞
2020東京パラリンピックに内定!過去のパラリンピック結果についても
これまで車いすテニス界で圧倒的なポジションを確立してきた国枝選手。
2018年にジャカルタで行われたアジアパラ大会で優勝した国枝選手。この大会での優勝者には東京パラリンピックの出場権があたえられることになっていたのです。
国枝選手がオリンピックに出場するのは、2004年アテネパラリンピックから数えて5度目になります。
今大会は母国での開催ということで、東京招致のアンバサダーを務めた国枝選手。
障害者スポーツ全体の普及活動のキーパーソンとしても期待されています。
<過去のパラリンピック結果>
- 2004アテネパラリンピック ダブルス金メダル(ペア:斎田悟司
- 2008北京パラリンピック シングルス金メダル ダブルス銅メダル(ペア:斎田悟司)
- 2012ロンドンパラリンピック シングルス金メダル
- 2016リオパラリンピック ダブルス銅メダル(ペア:斎田悟司)
北京、ロンドンとシングルスで金メダルを獲得していましたが、リオパラリンピックでは連覇が途切れました。
東京パラリンピックでは、再び金メダルを獲得し、これでパラリンピックシングルス優勝3回ダブルス1回という輝かしい成績を残しています。
さすがレジェンドですね!
まとめ
いかがでしたか?
ここまで日本車いすテニスのレジェンド、国枝慎吾選手についてみてきました。
国枝選手の奥さんである「愛さん」はアスリートフードマイスターとして夫をサポートする美人妻でしたね。
そして、愛さんが作る美味しい食事が、国枝選手の活躍を支えていることもわかりました。
また、国枝選手の生い立ちも見てきました。
9歳から車いす生活となった、ということで幼いころから苦労してきたんだなぁと思います。
だからこそ、いまこうして超一流のパラアスリートとして世界でも活躍する選手となったのだと。
国枝選手の心の強さ、並々ならぬ努力があってこその今であると思います。
今後も管理人は全力で声援を送り続けていきたいと思います。
頑張れ!国枝慎吾選手!