今回は「テニスをこれからはじめたいのだけど、まずはどんな道具をそろえたらいいのか?」と思っている方へ、お届けしたい内容になります。
このページを読むことで、「テニスをはじめよう!」と思っている方が揃えるべき道具、「シューズ」「ラケット」の選び方、服装について理解することができますよ。
では、スタートです!
テニスをはじめるにあたって、そろえるべき道具
はじめまして、「初心者のためのテニスまとめ」管理人のまぁちゃんです。
テニススクールでコーチをしています。
このページではコーチの立場から、はじめてテニスに触れる皆さんへアドバイスさせていただきますね。
よろしくお願いします。
まずは、そろえる道具についてお話していきます。
まずは絶対に必要なもの!
テニスシューズ
テニススクールでテニスをはじめるにしても、高校の部活動でテニスをはじめるにしても、大学のサークルでテニスをはじめるにしても、必ず必要になるのが、テニスシューズです。
テニスシューズは、コートの種類によって分けられています。
【1】クレー・オムニ用シューズ
(画像クリックで商品ページに飛ぶことができます)
【2】オールコート用シューズ
【3】カーペットコート用シューズ
(画像クリックで商品ページに飛ぶことができます)
みなさんがテニスをする環境はどのようなコートですか?
どのシューズを用意すればいいかは、やる場所によって異なるため、それぞれ確認したほうがいいと思います。
テニスコートの種類についてはこちらの記事→→→テニスコートの種類は?サイズや面積、ネットの高さについても
これからテニスをはじめる皆さんは耳慣れないと思いますが、「テニスは足ニス」とよく言われています。
テニスが上手くなりたいなら、足を動かしなさいという意味です。
もちろん上半身も下半身も同じように大事です。
ただ、上半身のスイングなどはテニスの上手い下手に関わらず、大半の人が出来ている。
一方、下半身のフットワークはできていない人が多いです。
そういう意味で、テニスが上達するには足(フットワーク)が大事だよ、という戒めをこめて「テニスは足ニス」という標語が昔から語り継がれています。
そして、テニスコートを軽やかに、縦横無尽に走り回るには、テニスコートの種類に適合したシューズを履くことが大切です。
正しく選ばないと怪我の原因にもなりますし、上達を妨げる要因ともなります。
逆に、適したシューズを履くことで、フットワーク良く動け、届かなそうなボールに追いつくことだってできるのです。
是非、妥協せずにしっかりと選ぶことをおすすめします。
テニスラケット
続いて必ず必要となるのが、テニスラケットです。
テニススクールではレンタルラケットがあることが多いですし、大学のサークルでは先輩が貸してくれることもあるでしょう。
しかし、いつまでも借りているわけにもいかないので、テニスを続けるには自分のラケットを購入する必要があります。
でも、テニスに詳しくない場合、どんなラケットを選んだらいいかわからないですよね…。
そこで、ラケットを選ぶポイントを3つご紹介します。
【1】フェイスサイズは100平方インチ以上のものを選ぶ
フェイスサイズはテニスラケットの面の大きさのことです。
このサイズが大きければ大きいほど、ボールが飛びやすくなります。
初心者の方は、慣れるまでボールにうまく力を伝えることが難しいため、フェイスサイズが大きいものがオススメ。
ラケットを選ぶ場合は100平方インチ以上のものを選ぶようにしましょう。
【2】重量はラケットを振ってみて、少し軽いくらいがベスト
ラケットは265g~320gと、重さに幅があります。
初めて購入する場合は、是非店舗に足を運んで実際にラケットを振り回してみることをおすすめします。
ショップに置いてあるラケットは、ガットは張っていませんし、グリップテープは巻いていません。
そのため、現物を振ってみてちょうどいいと思っても、ガットやグリップテープ、振動止めを装着することで思ったより重く感じることがあります。
また、テニスの練習にしても試合にしても1時間~2時間かかります。
ラケットを1時間~2時間振り続けると、疲れと共にラケットが重く感じることもあります。
はじめてラケットを購入する際は、少し軽いかなぁくらいの重さのものを選ぶと失敗が少ないでしょう。
ネットショップで購入する場合は、女性の初心者は265~280gぐらいの重さのもの、男性初心者は270~290gぐらいの重さのものを選びましょう。
軽いラケットは、力のない人でも振りぬきやすく、ラケット操作が容易にできます。
一方で、パワーボールを打たれた際に打ち負けてしまったり、打球の衝撃を感じやすい傾向があります。
重いラケットは、初心者の方にはラケット操作が難しいですが、遠心力を上手く使うことで、パワーボールを打てたり、相手のパワーボールにも打ち負けにくいという特徴があります。
重すぎたり軽すぎたり、合わないラケットを使用すると、怪我につながる恐れもあるので、店舗で購入する際は、店員さんに相談してみるのもいいかもしれません。
【3】グリップサイズは手の大きさに適したものを
実はラケットにはグリップ(握る部分)のサイズがあります。
一般的にはG1、G2、G3(G4がある場合も)と大きさがあり、数値が小さいほどグリップも小さく、数値が大きいほどグリップも太くなります。
グリップサイズは一般的に男性はG3、女性はG2、手の小さい女性はG1を選ぶ傾向がありますが、グリップの握りやすさは人それぞれ。
迷った時は細いものにしましょう。打ち慣れてきて、細すぎる場合は、グリップテープを重ねて巻くことで調整することもできます。
ちなみに…
管理人のまぁちゃんは、グリップ2にグリップテープを2~3枚巻いています。
さすがに3枚巻くと、グリップの角がわからなくなるので、おススメはしませんが、個人的には重ね巻きしたほうが握りやすいし、手のひらにマメができにくいので(手が痛くならない)、グリップテープは基本的に重ね巻きするようにしています。
ラケットを選ぶポイント3つお届けしてきました。
これらを踏まえてラケットを選んだら、まずは試打をしてみましょう。
テニスショップでは、ラケットの試打(試し打ち)をすることができます。
ショップによって日数は異なりますが、数日間~1週間借りれられるところがほとんど。
試打をしてみて「もっと飛ぶ方がいい」「もっと軽い方がいい」自分の好みがわかればしめたもの。
ショップ店員さんに、「これより飛ばしやすいラケットを」など伝えれば、よりあなたにぴったりのラケットを選んでくれるはずです。
テニスウェア
テニスの服装ですが、テニスウェアをわざわざ購入する必要はありません。
動きやすいスポーツウェア(Tシャツに短パン)などで十分です。
もちろんテニスウェアを最初から用意してもいいとは思いますが、特に必要がなければ試合にでるようなタイミングになって、テニスウェアを購入するというカタチでも良いように思います。
まとめ
「【初めてのテニス】道具は何が必要?服装やラケット・シューズの選び方!コーチが教えます【初心者向け】」ということでお届けしてきました。
いかがでしたか?
まとめると
- テニスをはじめるにあたってそろえるべき道具は「テニスシューズ」「テニスラケット」「テニスウェア」
- 「テニスシューズ」は練習するサーフェス(コートの種類)に適したものを選ぶ
- 「テニスラケット」は、フェイスサイズ100平方インチ以上、振ってみて少し軽めで、グリップサイズは適切なものを!
- 「テニスウェア」は、テニスをはじめる段階では特別なものは必要ありません。動きやすい格好でOK。もちろんカッコよく揃えてもいいですよ。
となりました。
他にも、ラケットバックやテニス用靴下、サンバイザーやグリップテープ、振動止め、スポーツサングラス、帽子、テニスボールなどあるとイイものは沢山あります。
が、まずは「ラケット」「シューズ」「ウエア(動きやすい服装)」があればOKと考えておきましょう!
このページは以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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