2016年に史上二番目の若さで全日本チャンピオンとなった綿貫陽介選手。今回は綿貫選手について、スポンサーや身長体重出身などのwiki的プロフィール、同じくテニス選手として活躍する二人の兄についてなど、まとめていきたいと思います。
綿貫陽介選手の出身・身長・年齢などのwiki的プロフィール
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埼玉県春日部市出身（クレヨンしんちゃんと同じ！！！）の綿貫陽介選手は1998年4月12日生まれの現在22歳です。身長181cm、体重65kg、右利きでバックハンドは両手打ちです。
綿貫選手は、なんと1歳からテニスを始めたそうです。
1歳でもテニスできるんだぁと単純に驚きですが、両親がテニススクール（埼玉県春日部市/グローバルプロテニスアカデミー）をしているとのことですから、それも納得ですね。
綿貫選手は、先にプロテニス選手となるお兄さんたちと切磋琢磨してめきめきと実力をつけます。そして、2010年には全日本ジュニア12歳以下で準優勝！国内で一目を置かれる存在となっていきます。
綿貫選手着用 ルコックスポルティフ メンズ半袖ポロシャツ
さらに、錦織圭選手も参加していたことで有名な「修造チャレンジ」に綿貫選手も12歳から参加。やはり修造チャレンジというのは、ジュニア選手が世界に出ていくうえで登竜門なんですね。
2014年からはITFに参戦。単複で3勝をあげ、2016年3月には世界ジュニアランキングで第2位となります。そして、長身から繰り出す強力なサーブと伸びのあるフォアハンドを武器に、同年の全日本テニス選手権で優勝。
綿貫陽介選手のスポンサーは、管理人が調べた範囲では「日清食品」「le coq sportif（デサント）」「ポカリスエット（大塚製薬）」「Babolat（ダンロップスポーツマーケティング」「zamst」「asics」「skins」となっています。
綿貫陽介選手の二人の兄について（貴重な家族写真も！！）
長男 綿貫裕介（1990年5月20日生）
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身長170cm 体重62kg
テニスを始めた年齢 10歳
プロ転向 2009年8月（プロ引退 2017年）
＜2014年＞
全日本テニス選手権 ミックスダブルス優勝
柏国際オープン ダブルス優勝（ペア：綿貫敬介）
Gimcheon国際オープン ダブルス優勝
＜2015年＞
全日本テニス選手権大会 ダブルス優勝（ペア：綿貫陽介）
全日本テニス選手権大会 ミックスダブルス優勝
昭島国際オープン シングルス優勝
Gimcheon国際オープン シングルス優勝
<2016年>
全日本テニス選手権 ダブルス準優勝（ペア：綿貫陽介）
＜自己最高ランキング＞
全日本ランキング シングルス11位 ダブルス3位
次男 綿貫敬介（1993年11月19日生）
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身長168cm 体重68kg
テニスをはじめた年齢 6歳
プロ転向 2013年
＜2010年>沖縄インターハイ ダブルス優勝
<2011年＞全国選抜室内 シングルス優勝
<2014年＞柏国際オープン ダブルス優勝（ペア：綿貫裕介）
＜2015年＞軽井沢国際オープン ダブルス優勝
長男の裕介さんと三男の陽介選手がお母さん似でしょうか。とてもよく似ていますね。次男の敬介さんはお父さん似で三兄弟では一人だけ、顔が少し違うなぁという印象です。
＜貴重な家族写真＞綿貫3兄弟と3人を育てた父＆母
綿貫陽介選手の過去の主要な戦績とランキング推移
2020年 ATPクリーブランドチャレンジャー 準優勝
2019年 ATP兵庫ノアチャレンジャー 優勝
2018年 ラフバラーチャレンジャー ベスト4
2018年 釜山チャレンジャー ベスト4
2018年 筑波フューチャーズ 優勝
2017年 台湾フューチャーズ 優勝
2017年 有明国際オープン 優勝
2016年の全日本選手権では決勝で内山靖崇選手に勝利し、18歳6か月という史上2番目に若い全日本チャンピオンになりました。
（1番若い全日本チャンピオンは谷澤英彦さん、17歳9か月での優勝）
2016年には全米オープンジュニアでベスト4、世界スーパージュニアで優勝するなど、ジュニア最後の年として有終の美を飾りました。
綿貫選手自身は、日本人がいまだ誰も達成することができていない、グランドスラムジュニアでの優勝を目標としていただけに、「有終の美」とすると反論があるかもしれませんが、それでもじゅうぶんにすごい結果だと思います。
続いてはプロ転向後のランキングの推移について見ていきましょう！
年末ランキングの推移
2016年末 594位
2017年末 356位
2018年末 194位
2019年末 263位
綿貫陽介選手の世界ランキングキャリアハイ
2019年3月18日171位
2019年にキャリアハイの171位にまでランキングを上げましたが、怪我の影響でその後ランキングを落とすことになりました。
しかし、11月。
シーズンの最後までもがきにもがいて戦い抜いた綿貫選手に待っていたのは、ATPチャレンジャー初優勝となる兵庫ノアオープンでの優勝でした。
綿貫選手は自身のtwitterで、
「チャレンジャー初優勝！ 人生において1番苦しい1年でしたが最後の週まで希望を捨てずチャレンジし続けて本当によかったです。 いつも支えてくれている家族とサポートしてくれている皆様。どんな時もサポートし続けてくれているスポンサーの皆様に本当に感謝しています。 本当に嬉しかった」
出典：綿貫陽介選手のtwitterより
とコメントしています。
やはり怪我もあったとのことですから、本人にとっても相当に苦しかったことが伝わってきますね。人生で最も苦しい一年を乗り越えた綿貫選手ですから、今後のさらなる活躍には期待したいですね。応援しましょう。
【おまけ】綿貫選手をATPチャレンジャー初優勝に導いたスーパーガット
綿貫陽介選手のtwitterには、こんな裏話がありましたのでご紹介します。
「神戸チャレンジャーの2日前からガットを新しいガットに変えました！ まだ発売されていないガットですが今年1年全然勝てなかった僕を救ってくれたスーパーガットです！ずっと踏ん張り続けて努力し続けて最後のきっかけをこのガットが作ってくれたと思います！発売が待ち遠しい！#RPMPower」
出典：綿貫陽介選手のtwitterより
RPMPowerはbabolatから新発売になるストリングのことです。綿貫選手が「僕を救ってくれたスーパーガット」というくらいですから非常に気になりますよね。
babolat公式サイトによると、RPMPowerを開発するにあたって多くのプロ選手にテストを依頼したそうです。そして、RPMPowerについて絶賛していた一人が、今年の全豪オープンで準優勝を果たした、ドミニク・ティエム選手だとか。公式サイトでは
テストでは、「ストリングに貼りつく感じがとてもいいです。ボールに喰いつく感じです。こちらのほうが断然パワーがある。とてもいいです。最高です」とドミニク・ティエムは語っています。
出典：https://www.babolat.com/insiders/ja/rpmpower/#.XqGbzMgzaMo
と紹介されていました。
綿貫選手の調子を上げ、現世界3位のティエム選手が絶賛するストリング…。
これはもう試すしかありませんね。
綿貫選手使用ラケット babolatピュアドライブ
まとめ
ここまで綿貫陽介選手についてまとめてきましたがいかがでしたか？
プロ転向後は怪我の影響もあり、ランキングが低迷した時期もありました。スランプに陥ったときは、同じくプロ選手として活躍してきた二人のお兄さんが懸命にサポートをしてくれたようですよ。仲が良くてほほえましいです。
綿貫選手は、まだ22歳でこれからの選手です。そして、世界ジュニアランキングで2位となった逸材です。それを含めて考えても、同年代では今も上位にいることは間違いありません。
ジュニアからプロの世界に上がることで、年齢は関係なくなります。ジュニアで活躍している選手がかならずしもプロで活躍できるとは限らないのがテニスの世界です。
しかしながら…
2016年に歴代2位の若さで全日本テニス選手権を制しています。まだまだ22歳ということもありますし、これからどれくらい伸びることができるのか、ポテンシャルは無限大ともいえるでしょう。
まだツアーがいつ再開するのか、まったくわからない中ではありますが、今後ランキングが上がっていけば、延期となった東京オリンピックについてもじゅうぶんに狙っていくことが可能なのではないでしょうか。
今後も綿貫選手に（綿貫３兄弟に！？）注目して、ぜひ応援していきたいと思います。
今回はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
新型コロナウィルスの脅威が一日もはやくおさまりますように。
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