初心者向け

テニスの上達が早くなる3つのポイントとNG行動【社会人テニス上達法】

「コーチのアドバイス通りにしているのに全然上達しない」「自分には才能がないからいつまでたってもうまくならない」悶々と悩んでいる人、けっこう多いと思います。今回は、テニスコーチの視点から、「テニスの上達が早くなる3つのポイント」と「いつまでたっても上達できない人のNG行動」について考えていきたいと思います。



テニスの上達が早くなる3つのポイント

まずはテニスの上達が早くなる3つのポイントからお伝えしていきましょう。

子供がゲームに熱中する姿から学ぶ

お子さんがいる方はお子さんのことでもいいですし、いない方は自分が子供だった頃を思い浮かべてもかまいません。

子供たちがゲームに熱中しているところを想像してみてください。

 

ゲームをやりはじめたものの、どうしてもクリアできないステージがあります。

そんなとき、あなたの子供(子供時代のあなた)だったらどうしますか?

 

どうやったらクリアできるのか、何度も何度も繰り返しやり続けますよね。

それでもできなければクリアしたお友達にアドバイスをもらったり、アイテムの場所を教えてもらって、ステージクリアを目指して何度も挑戦するのではないでしょうか。

そして、時間を忘れるほど何度も何度も失敗を繰り返しながら、時には親の目を盗んで隠れて練習しながら、いつの日かクリアできる瞬間が来ると思います。

 

これって才能があるからクリアできるとか、才能がないからクリアできないとか、そういう話じゃないですよね。もっと単純にステージクリアできるレベルが足りてないから、クリアできなかっただけで、挑戦し続けたことでレベルがあがってクリアできただけの話です。

 

テニスもまったく同じではないでしょうか。

みなさんに才能がないから上達できないのではなく、まだステージをクリアしていないだけだと考えてみるのです。

もちろん運動神経のあるなしや、センスがある人ない人はいるかもしれない。

けれど上手くできるようになるまで何度も何度も失敗を続け、トライ&エラーを繰り返し、時にはコーチにアドバイスをもらいながら、なんとかクリアを目指すのです。そうすることによって、スピードは個人差があるかもしれませんが、確実に前に進むことが出来ると思うのです。

 

今のあなたはどうですか?

ゲームに熱中する子供のように、あなた自身がテニスに情熱を注いでいますか?

コーチからもらったアドバイスをなんどもなんども成功するまでトライしましたか?

誰も知らないところでこっそり練習していますか?

 

これを繰り返すことで、必ず上達につながります。一度やって満足してはダメですよ。可能な限り習慣化しましょう。

これがテニスを早く上達させるための1つめのポイントです。

 



練習ノートをつける

早くテニスを上達させるための2つ目のポイントは、練習ノートをつけることです。というのも、私は学生時代にノートをつけていました。内容はざっくりかくと、以下のような感じです。

〇月×日(△)天気
【練習内容】(先輩・先生からもらったアドバイス)
【試合結果】(対戦相手・スコア)
【試合内容】どんな作戦で戦ったのか。相手の弱点、強み。
      何ができて何ができなかったのか。
      相手や先輩からもらったアドバイスと、次対戦するときはどんな作戦で戦うのか
【翌日の練習にむけて目標や課題】

私は、テニスノートをつけるようになったのは、当時指導してもらっていた先生に言われたからです。最初は何を書いたらいいかわからないし、文章を書くのも得意ではないので、書くことが本当につらかったです。

でも、書くことで考えが整理されたり、課題が明確になったり、後で振り返ることが出来たりと、良いことが沢山ありました。

過去に対戦した相手と再び対戦することになったときに、過去の自分が書いた分析を見ながら記憶を手繰り寄せることもできました。振り返ると、自分の財産となるノートになったなぁと感じます。

 

 

実は先日、TVをつけていたら、サッカーの本田圭佑選手と野球の大谷翔平選手も幼いころから練習ノートをつけていたことがわかりました

 

TVで取り上げられていた大谷翔平選手の「目標達成シート」も素晴らしいものでしたが、ここでは本田圭佑選手の「夢ノート」について、触れたいと思います。

 

本田圭佑選手は、オリンピック選手だった本田大三郎さん(大叔父)の教えで、小学生から「夢ノート」をつけていたそうです。ノートの内容については、主に今日の練習でやったことの記録だったと思います。

しかし、その記録は非常に詳細なものでした。例えばコーナーキックの練習の場合、インで蹴ったのか、トーで蹴ったのか、目線はどこに置いたのか、何歩で蹴ったのかなど、かなり詳細に記していたようです。

大三郎さんの教えを守った本田選手がこれまでにつけたノートの冊数は100冊を超えるのだとか。やはりその道を究めた人は努力の量が違いますね。

 

「学ぶ」という言葉は「まねぶ(まねる)」という言葉からきていると言われています。トップアスリートも実践する良い習慣は積極的に真似をして、取り入れるようにするとよいでしょう。



目標を紙に書く

テニスの上達を速める3つ目のポイントはテニスの目標を紙に書いて、目の見えるところに貼っておくということです。よく開くのであれば、手帳やノートでもいいと思います。いずれにしても、よく目につく場所にしてください。

 

ある機関の調査で、「3%の大成功した人」「10%の成功した人」「87%の成功しなかった人」では、行動に違いがあったことがわかりました。

成功しなかった人は目標を持たず、成功した人は目標を持っていました。そして、大成功した3%の人は目標を紙に書いて何度も何度も目にしていたのだそうです

もちろん目標を紙に書けば必ず成功するわけではありません。その目標を達成するために見合った努力が必要です。

でも、この調査によると、目標を立てない人や、目標を立てていても書かない人よりも大成功をおさめる可能性が高くなるようです。

簡単なことですよね。いいことはぜひ真似しましょう。



上達するためにしてはいけないNG行動

それでは、上達するためにしてはいけないNG行動にはどのようなものがあるのでしょうか。具体的に2点についてみていきます。

NG1)上達するために、特別な近道があるのではないかと考える。

NG行動の1点目は、上達するための裏技や、抜け道、近道があるのではないかと考えてしまうことです。

 

テニスがうまくなりたいなら、近道をしようなんて考えていてはいけません。

テニスが上手い人はコツコツ練習をしてきたからうまいのです。

試合で勝てる人は、何度も何度も負けたから試合で勝つことが出来るようになったのです。

そこに近道はありません。

 

こう言い切ってしまうと、「それではコーチはなんのためにいるんですか?」という疑問が出てきますよね。

 

コーチはあくまで「テニスがうまくなりたい人」に、適切な練習メニューやトレーニングメニューを教えたり、よりよくするためのアドバイスを与えるためにいます。

 

これは一見すると、「上達するための近道を教えてくれる人」であるような錯覚を覚えます。ある意味ではそうなのかもしれません。

しかし、アドバイスを受けて、それを踏まえて「本人が」コツコツ練習することが何よりも大切なのです。

試合に負けて、アドバイスをうけてまた試合に挑戦し、新たな課題を見つけて、また試合に挑戦する。

上達を求めるあなた自身が、何度も何度も失敗を繰り返し、トライ&エラーを繰り返すことで、あるとき振り返ってみるといつの間にか上達していたということになるのです。

 

しかし、「なかなか上達しない」と断言する人に限って、コツコツ練習する以外に、上達するための何か抜け道があると思っているのです。

 

少ない努力で、効率的に上達を目指そうとしても限界があります。うまくなるには、うまくなるだけの理由がある。近道や抜け道を探す時間を、自分のテニスと向き合う時間として使ってほしいと思います。



NG2)アドバイスが「答え」だと勘違いしてしまう。

NG行動の2点目は、コーチが授けるアドバイスを「答え」だと勘違いしてしまうことです。

 

テニスがうまくなりたいという人は、上達するためにコーチをつけて練習をしていたり、スクールに通ってコーチに指導してもらったり、していると思います。

すると、コーチはあらゆる場面であなたにアドバイスをしてくれますよね。みなさんは、コーチから与えられるアドバイスをどのように受け取っていますか?

 

というのも、管理人がコーチの仕事をしていると、同じアドバイスをしても、受け取る人によって受け取り方はさまざまだなぁと感じるのです。

 

アドバイスを最大限に活かせる人は、その人にあったアドバイスだったといえるでしょうし、そのアドバイスを活かす能力が高かったとも言えるでしょう。また、アドバイスをもらった時期がよかったということも言えるかもしれません。

一方で、同じことを伝えたのに、まったくプラスに活かせない人も少なくありません。それは、その人の性格もあるかもしれませんし、プライドが邪魔をする場合もあるでしょう。そもそも、アドバイスを実践できるだけのベースがないということもあるかもしれません。

要は同じことを伝えても、その人その人でアドバイスの解釈も違うし、かみ砕いてアドバイスを体現するための力も様々なのです。

 

そのため、同じことを伝えるにも、言い方を変えながら、どの伝え方であればこの人に伝わるかなぁとコーチも頭を使って伝えるための努力をするのですが…

 

たまに、コーチに言われたアドバイスを、「上達するための唯一の答え」だと勘違いしている人がいます。

 

具体的にお伝えしますね。

 

テニススクールに通っている方によく質問されるのですが…

「(いつも受講している)Aコーチと(振替で受講した)Bコーチとでは言っていることが違うから何を信じたらいいのかわからない」

「前のレッスンでCコーチにこうアドバイスされたんですけど。」

 

はい。

これらの疑問がでる人は、だいたい「上達するための答えは一つ」だと勘違いしています。

 

いいですか?

「アドバイス」は辞書で調べると「助言、忠告」「相手のために言葉をかけること」という意味です。「アドバイス」はあくまで助言であって、「answer(答え)」ではないのです。

 

コーチは生徒さんがどうすればよくなるか(上達するか)を知っていて、それを本人にアドバイス(助言)します。しかし、それは唯一の答えではないので、いまいち本人に伝わっていないようであれば、違う角度からアドバイス(助言)することもあるのです。

もし、いろいろなアドバイスを受けて迷うのであれば、自分自身にフィットするアドバイスを聞き入れるようにして取捨選択をしていいと思います。どのアドバイスを実践しても、どのコーチを信じても言葉は違えど結果的により良くなるためのアドバイスをしているのですから。

 

誤解を恐れずに言えば、100%自分にぴったりのアドバイスなんて無いと思った方がいいです。以前、知人に進められて読んだ本にこのような一文がありました。

アドバイスとは、「先人の知恵を拝借し、引っ張ったり、伸ばしたり、捻ったりして、自らの血や肉にするもの」です。

出典「テニスは頭脳が9割 あなたのテニスが進化する120の哲学」田中信弥

 

いかがですか?

あなたは普段どのようにアドバイスをうけていましたか?

振り返ってみてくださいね。



まとめ

いかがでしたか?

ここまでテニスの上達が早くなる3つのポイントといつまでも上達しない人のNG行動についてお伝えしてきました。

みなさんは上達しない人のNG行動に当てはまりましたか?

当てはまりませんでしたか?

いずれにしても、前半にお伝えした3つのヒントについては、だれでも簡単に真似することが出来る内容になっていると思いますので、ぜひ取り入れてほしいなぁと思います。

そして、成果が出たあかつきには、「お問い合わせフォーム」からコメントなどいただけると大変励みになります(笑)

よろしくお願いします。

 

今回はここまでです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

新型コロナウィルスの脅威が一日も早く収まりますように。

 

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