こんにちは。えーちゃんです。今回のテーマはスライス。スライスのコツを掴むと、ドロップショットやボレーも上手く打てるようになります。ぜひ挑戦してみましょう!
スライスは難しいけど便利なショット
今回は目指せスライスマスター☆ということで、お届けしていきます。
皆さんはスライスは得意ですか?苦手ですか?
そんな悩みを持っている方も多いと思います。
スライスを自由自在にコントロールできる人はもう上級者と言っても過言ではないでしょう。
それくらい難しい技術だとえーちゃんは考えています。
でも一度コツを覚えてしまえばこれほど色々応用が聞くショットはありません。
とにかく楽で便利!!
おじいちゃんから錦織選手などトッププロテニスプレイヤーも使うこのスライス。
とにかく奥が深い!
今回は初めてスライスに挑戦してみる方向けに、どうすれば上手に打てるようになるかを考えていきたいと思います。
スライスをうまく打つためのポイント4つ
1.グリップの握り方
スライスは、一般的にはコンチネンタルグリップで打つと言われます。
サーブやボレーと同じ握り方です。
でも、ここにこだわりすぎると後々当て方で悩むことになるので、あくまでも基本ということで覚えておけば、あまり意識しなくても大丈夫です。
大切なのはグリップを正しく握ることよりも、正しい当て方を覚えることです。
2.スライスの正しい当て方
続いては、スライスの正しい当て方についてです。
スライスに関してはここが肝なんですが、一番悩んでる人が多いところでもあります。
このような方々は、この当て方をまず覚えましょう。
この当て方。
俗に言う「厚いあたり」というやつです。
厚い当たりとは、簡単に言えばしっかりボールがラケットの面に当たっている状態のこと。
逆に「薄い当たり」は、ラケット面で「シュッ」とボールをこすっている状態を指します。
コーチに切り過ぎと言われる場合は、この薄い当たりになっていると思われます。
上手く厚く当てられていない方は、まずゆっくり厚く当てる練習をしましょう。
厚い当たりとはどんな感触なのか。これを覚えることが、スライス上達の近道です!
厚い当たりの具体的な練習の仕方
- まずはネットの近くに立ちます。
- コンチネンタルグリップでラケットを握りましょう。
- ラケットを持つ反対の手でスロート(ラケットの三角のところ)を引っ張るようにしながら、逆の肩にラケットをかつぎます。
- ラケット面を上に向けます。【ここがポイント】
- ラケット面を上に向けるためには少し握りを変えることになりますが、これこそが厚いにぎりです。厚い当たりで打ちやすくなります[/chat]
- 高めのボールを球出しをしてもらい、ボールに上からラケットを縦に被せるようにゆっくり打ちます。
- 繰り返し反復することで、当て方を覚えます。
- 慣れてきたらネットから少しずつ離れていきます。
練習のポイント
- 身体は開くように回してもOK。
- 力をとにかく抜いて打ちます。肩に担ぐ際、ラケットを持ってない方の手でラケットを引くようにすると、利き腕の力は抜けます。
- ボールは、跳ね際を打ちます。バウンドして落ちてきたボールを打つことは難しいです。ボールがバウンドして頂点に上がりきる前に打ちます。
これはあくまでも厚い当たりの感触を覚えるための練習です。
なので、高めのボールを厚く当てられるようになります。
3.スライスにも色々な種類がある
先程高めのボールで厚い当たりのスライスを打つ練習法をお伝えしました。
ここからは、さらにマスターするための方法をお伝えしていきます。
読んでいらっしゃる方は、
と、新たな疑問が生じているかと思います。
でも安心してください。
「厚い当たり」さえ覚えてしまえば、ミドルは同じ厚い当て方を少し下げてやるだけとなります。
違うのは、バウンドの上がりっぱなを打つのではなく、一般的なストロークと同じでバウンド後に少し落ちてきたところを打つということ。
後はラケットをボールと同じ高さに引いて厚く当てれば打つことができます。(ラケット面はもちろん上向きです)
最後は低いボールをスライスで打つコツについてです。。
結論から言うと、低いボールだけはサイドスピン気味に打ちます。
スライスは、ボールの下にラケットを入れていかなければならないのですが、低いボールはそれが中々難しい。
なので、前に踏み込みながらラケットの面に厚く当てつつ、自分の利き腕の方にラケットを抜いていきます。
専門的な言い方をすると、アウトサイドインでラケットを振っていきます。(文字通り外側から内側へ)
ボールはサイドスピンがかかっているので、もちろん横に弾むようなスライスになるのです。
この他にもドロップショットや伸びるスライス、止まるスライスや速いスライス、戻る時間を稼ぐ滞空時間の長いスライスなど、同じスライスにも様々な種類があります。
同じ構えからバリエーション豊富なスライスが打てるようになると、もう上級者の仲間入りですね!
4.ボレーと同じ「上手に打つコツ」
最後は「ボレー編」でもお話ししましたが、伸びるスライスを打つコツです。
それは、ラケットを持っている手の「小指に力を入れる」こと。
そうするとラケット面とスイングが一定となり、安定する&伸びるスライスが打てるようになります。
ちなみに厚い当たりはもちろん前提条件ですので、初めての方はこちらを最優先に意識して練習するといいと思います。
まとめ
いかがでしたか?
「スライスをうまく打つためのポイント4つ!目指せスライスマスター〜初級〜【テニス上達法】」ということでお届けしてきました。
初めてスライスに挑戦する方も、経験は長いけどどうしてもボールを切ってしまう人も、まずは「厚い当たり」を習得することが大切だということがわかりましたね。
練習のポイントはまず簡単なところからゆっくり始めること。
皆さんもスモールステップで、スライスマスターへの道を歩んでいきませんか?